今年に入り4月度より近郊のメ-カさまの生産場所を一部お借りして物造りにも挑戦しています。当時、私が30数年間育った(育てて頂いた)企業(当時は会社かな?)の環境は、職人と思しき先輩が大きい声を張上げ(そんな会社でも当初より一部上場企業)当たり前の様に言い合いが絶えずと言った葛藤を繰返し好い物を生産しようと日夜努力していた物造りが原点の企業で、私も何時の間にか体に染み付き所詮物作りが原点で育てられた人間と今は開き直り考えている。然し、歴史が移り変わり好き先輩諸氏達は時代と共に会社(企業)から去り、歴史を知る経営者も居なくなり、企業再編を歌い文句に会社指標は次々に変わり、何時の間にか実施得ない事を実施している様な錯覚に陥っている幹部社員を作る会社に成り果て物を作らない企業化に移行したが、当然実績など上がる筈なく、ハット気付き開発をと考えた時には、自社内に技術者と言われる有能な方々は当の都で寝て暮らすかな。(ホンネの皮肉)話しを戻して、弊社は物造りを初めてその教訓を生かすべく一番最初に手を加えた工程は品質で、周りの社員が嫌になる位、嫌味を言い徹底的に壊し作り直した。その甲斐有って生産現場では"変"と言う事が日常会話の中で生まれ、今は生産計画に力を注ぎ日々生産性の向上(決して早く物を作るのではなく、製品に当初より確実に品質を入れ)に目を向け、生産職場の方達に生産技術的な要素を学んで頂き、スケジュ-ル表でもグラフでも自分達で作成・構成出来得る環境作りに邁進している。 『生産職場の自立化』→此の部分他社が足踏みしている内に必ず変えてやる!。