最近半導体企業の技術者と打合せを実施する機会が多くなり、色々な事を学ばせて頂いていますが、最近気になっている事で、半導体には欠かせない”ゴ-ドン・ム-ア-の法則”の事を盛んにお聞きしようと思い質問も致しますが、先ず 答えは返って来ないばかりか、設計技術者が此の大事な要素を知らないと言う事態には驚きもありますが、此れから先、日本の半導体技術を用いた製品は大丈夫?かいな~ぁと思いたくなる。何故かと言うと、ム-ア-氏個人もインテル雑誌や最近の専門誌で、此の理論は永久的に供給されるものではないとはっきり語っている。此の法則とは半導体の集積密度を指数関数的に表しているもので、集積密度は18~24ヶ月で倍増する」という法則である。この法則によれば、半導体の性能は先に記載した指数関数的に向上して行く事になるのですが、実際には、集積密度の向上ペースはこれより鈍化している。但し、「集積密度」を「性能向上」に置き換えて考えると、この法則は現在でも成立しているとされ、今後の半導体事業の性能向上を予測する際、影の指標として広い角度で使用され続ける事になると思うのですが(勝手な私だけの言い分)話が長くなりましたが、用は上原流に言い換えれば賞味期限切れが近いと言う事です。何時頃?彼と周囲の方達の発想では、2014年位には・・・・・と言う言い方をしている。但し、此の法則は半導体の微細加工技術の発展を根拠としている為、早くて2011年代には微細化が原子レベルにまで到達してしまい、ムーアの法則は此の世の中から消えてしまうと言い伝えています。だから、此の事を知らないと言う事は、日本の技術とはアメリカ有っての技術なのかと疑いたくなるのも無理はないと思うが如何かな?!。