5日前が誕生日でした。
いろんな方からお祝いして頂いて、とても嬉しい誕生日でした。
母に、幾つになる? と聞かれて
「46」(笑)と答えると、母は「そりゃお母さんもこんな歳になるわけだ」と言ってました。
母も、私が長子なので私の年齢イコール母歴になるわけです。しみじみするのも納得ですね。
そんな日々を過ごして、今日は6月12日。若い頃から応援し続けているアーティストさんの配信ライブがありまして、先程視聴を終えたところです。
そのアーティストの名は、『esq』。
1994年末に、所属していたスターダストレビューを脱退した三谷泰弘さんが、翌年『esq』というソロプロジェクト名でデビューしたのです。
スターダストレビューと出会ったのは1980年代(明確な数字がわかりません)。
当時放送していた深夜ラジオ番組「ヤングタウン」の熱心なリスナーだった私は、その番組でスターダストレビューの『Stay My Blue ~君が恋しくて~』という曲が大好きになり、それからスターダストレビューのファンになりました。
三谷泰弘さんの存在を知ったのはその翌年だったと思います。ステージでの熱いパフォーマンスと、ステージを降りた時のクールな印象のギャップに萌えたのか(笑)、すっかり魅了されてしまったのです。
私は生来大人しい性格で、読書をこよなく愛する目立たない人間でした。大人しいながらも想像力を逞しく培い、文章やイラストに落とし込み、いつかは自分の頭の中の世界を表現出来るようになりたいと思っていました。
スターダストレビューの音楽を聴くと、私が夢見るキラキラした大人の世界が頭に広がり、この音楽が似合うようなオトナになりたいと思ったものです。
熱心に音楽を聴き、ラジオも熱心に聞き、高校に入ると同時にスターダストレビューのファンクラブに入りました。
熱気がピークになった頃、三谷さんがスターダストレビューを脱退するという知らせをファンクラブ会報にて知りました。
悲しくて、辛くて、呆然とした事を覚えています。しかし、きっといつか三谷さんの笑顔に会える。何となくそんな気がしました。
それは、そんなに遠い未来ではありませんでした。
スターダストレビューのコンサートへ行く際、必ず半券に住所氏名を書いていた私の元にハガキが届きました。
裏面を見て私は涙を流して喜びました。
「esq三谷泰弘 7月26日デビュー」
……三谷さんのソロデビューが1995年。(当時私は20歳)
あれから26年過ぎてしまいました。
ずっと熱心に聞き続けている訳ではありません。フラフラと他のアーティストに耳を奪われることもありますし、ライブに毎回通うことも出来ません。でも、三谷さんの音楽は私の傍らに必ずいました。これからもきっと。
最近はボーカロイドやら某スクールアイドル(笑)やら「ゆっくり茶番」やらに心惹かれることが多いのですが、今日の配信ライブはいろいろ考えさせられたと感じました。
配信ライブは、三谷さんがおひとりでつくったもので、演奏から映像の編集まで全てご自身でされています。
4回目になる配信ライブですが、はじめの頃は「こういうエフェクトは要らないよな」とか「ワンカメラで映してくれるだけでいいのに」とか、斜に構えて見ていたように思います。
でも今回はスっと心と体に音楽や映像が入ってきました。エフェクトや演出に納得がいったのです。
先に書きましたが、私は若い頃、無謀にも「自分の思い描いた世界を表現出来たら…」などと思っていました。
その気持ちを思い出し、なるほど、と理解したのです。
三谷さんも、音楽を用いた表現者。
我々が見せてもらっているのは、「三谷泰弘というフィルターを通した彼の世界」。
三谷さんは、世の中で流れる名曲や自分の紡いだ音を、自分を通して発信しているのだ。
長らくファンでいるのに、こんな簡単なことも気づけなかった自分が恥ずかしいです。
しばらく、また三谷さんの音楽をじっくり聞いて、彼の世界を楽しみながら日々を過ごしたいと思います。
