私の感想は、「彼のジャンプは凄かった!」の一言です。
去年はこけこけでも高得点だったので白けすぎましたが、
今年はとりあえずこけずに高得点だから、素直に思ったよ。
「スゴイもん観た!」
と。
彼が去年からやりたかったことが実現できたのでしょう。
そういう意味で、実現おめでとう。
意思を通す強さはあっぱれ。
しかし、
「凄いもの見たな。」
ではあっても、
「いいもの観たな。」
ではありませんでした。
才能もあるし、
華もある。
洗練してもいる。
クワドこけずにエレメンツも美しくきめた!という意味では
一般的には神演技に入るのかもしれません。
表面的には充分、よくできていました。
しかし、わたしはもっと前に神演技と出会っている。
内容的にも、もっと深いもの。
ニースワールドと札幌全日本。
もひとつ入れるのならクニベツ天国のキスクラの時の演技。
ニースと札幌の神演技で、
あんな点数しか出してくれなかったことが、
いつまでも、
おそらく一生、
わたしの中でうずいて消えません。
あれを神と言わずして、何が神だ!と。
あれが私の基準。
あれを神演技と認めないなら、
他は一切認めない!
ましてや彼のスケーティングは、
うまいかもしれないが
わたしの好みではないので、
はなっから論外です(笑)。
人となりが出てしまうのがスケーティング。
わたしはもともと「俺様タイプ」が大嫌いだから、
それが滲み出ている滑りが鼻につく。
彼にマイクを持たせると、
その疑惑が疑惑でなかったことがばれてしまって
かえってこちらがドキドキしたわ(笑)。
今日は知り合いの非スケオタさんが、
「凄かったけど、あの人、あんなだったの?」
と。
「あれ、直さなきゃだめだわ。嫌われるわ。」
と、ぶっちぎってたわ。
ま、自爆状態ですから、わたしには何もできません(笑)。
公のカメラがあってもあれだから、
まわってないところではいかばかりかと。
なんでわたしが冷や汗かかないといけないのか。
「あれが世界で流されているのかと思うと恥。」
とまで書いてあるブログも見た。
わたしはそこまで書かないよ。
だって、それが彼の通常運転なの知ってるもん(笑)。
嫌味を書いて恥ずかしくないのですか?と、
叩かないでくださいね。
これ、彼が自分で蒔いた種ですから。
自業自得ですから。
しょ~まの神演技が認められたら、
それはとっても嬉しいに違いない。
だって、
大輔さんもいる美の系譜上にある演技だから。
しょ~まは大輔さんへの尊敬を忘れないと思うから。
世間では300点超えに大騒ぎしていますが、
採点基準が違うので、
比べること自体無意味。
これはツイ上で、他ジャンルの方も呟いておられました。
何百点でも出して大騒ぎでも何でもしたらいいと思います。
点数でしか評価できない人たちにとっては
大事なものさしでしょうから。
そしてそれを真に受けて有頂天になる人々を
斜めに見ながら一杯やると(笑)。
けっこうやさぐれてるな、ぢぶん。
一生、消えないのです、あの時の傷。
あれに耐えてソチまでやりきった大輔さんのメンタルは、
相当強いと思う。
ニースではメディアがこれはけしからんと大騒ぎしてくれた、
それが金メダルのかわり。
札幌全日本では、
西岡アナが「心の名演技」に選んでくれた、
それが金メダルのかわり。
今回も、
一見、ノーミスに見えるジャンプも、
タラソワさんも怪しいと言ってた通り、
1本は回転不足かも?だったようだけど、
これがある選手ならダウングレードになり、
300点を超えさせたい思惑がある選手だとおとがめなし…、
そんな匂いがするのだと。
いやいや、わたしにはわかりませんけど。
カナダ杯のダイスといい、
結果については信用していない。
ニース以来、ずっと信じていない。
嬉しいのは、
今年になってもなお、
あちこちから「高橋大輔さんのように。」
という声が聞こえること。
それと、大輔さんお好みの
腕のナチュラルな選手が増えているような気がしてるんだけど。
武史先生も、この夏は腕が進化してた!
「賢二の部屋」での発言が、
各国語に訳されているの?ぐらい、今年、目につく。
「そっか、ナチュラルにすればいいんだ。」って。
まさか、武史先生は、
大ちゃん情報からじゃないと思うけどね。
ようやくみんなが
大ちゃんの言うところの「ナチュラルな腕」に追いついた感じ。
とにかく、今年も大ちゃんの影響力は絶大だと感じます。
そうだ、
ムラちゃん、NHK杯3位おめでとう。
デカちゃん、NHK杯5位おめでとう。
デカちゃんは評判通り、見違えたわ!
あんなに色気があったかな!
大ちゃんの指導ってすごいんだなと感心よ。
タラソワさんも褒めてた手先のきれいさ。
「こわい存在になりそう。」ですって。
さっとん、NHK杯1位おめでとう。
真央ちゃん、3位だって気にしない。
だって、苦手で入れてなかったルッツコンボ入れて、
認定されたじゃん。
休養明けで台乗りしてるんだから、まずまずオッケーよ。
若手を意識せず、
自分の理想のスケートに照準を合わせてね。
ホンモノだけが心を掴みます。
真央ちゃんは
真央ちゃんのスケートを信じてやれば大丈夫!
結果なんて気にしなくていいよ。
信じてやるその姿だけで充分!
「きれいに終われないかもしれない。」とは、
大ちゃんの自分への現役終盤の言葉。
結果、メダルとれなくっても
高橋大輔というブランドは壊れたりしていない。
高橋ファンのいまだ熱い反応、
数多のスケーター達のラブコール、
更に広がった世界からのオファーがその証拠。
逆に大ちゃん、そんなこと気にしてたのかと(笑)。
真央ちゃんも気にしなくていいからね。
大ちゃんは大ちゃんで、
なにやらたくらんでいるもよう。
ホンモノが魅せてくれるであろう、
新しい世界観にわくわくがとまりません。
ホンモノの力!
See you!! ほな!!
大ちゃんをいつまでも見守り続けます!!
