追加部分にアンダーラインです。
すみません。
ネタばれ注意報!
GPフランス杯ショート男子を動画でちら見して思いました。
「お?まっち~、なんか、抜けてきたんじゃない?」
全編、ナチュラルに近づいてきたように思って動画を見終え、
演技後、いつものような固いままじゃなたったことにも驚愕!
悔しそうな表情と、苦笑い、そしてそんな中にも爽やかさが!!
ショートは結局1回お手付きして2位。
デニス殿下が1位。
で、「抜け」が出てきたら、
あれ?
暑苦しくないぞ?
っつ~か、薄い!!
濃さがむしろ足りない!!
まっち~が薄いって、何事?!
あ~・・・・、そっか・・・・。
緩急とはよくいうけど、
結局、その「間」(ま)の妙なんだな。
めいっぱい構築するのに忙しかったので
がちんがちんに暑苦しくなったところへ、
このたびひょっとしてそろそろ
抜きの必要性に気付いて薄くなった?(笑)。
しかし、その加減とタイミングが未熟?
「間」を手に入れて、グッとくる表現に高まるのは近いかも。
基礎が安定しているので、
今後は本当の緩急を獲得していってほしいと思います。
いつも上から目線でごめんねまっち~!
だって、
大ちゃんのおかげで眼が肥えてきたんだもん。
デニス殿下は前回よりもこなれてきて優雅でした。
ナチュラルな緩急が美しい。
しかし、しかし・・・。
やはり、美しいものを見ると尚更、
そこかしこに大ちゃんを見つけたり、
大ちゃんならここは・・・というまぼろしを見つけたりします。
ごめんね、選手の皆さん!(><)
これはどうしようもないんだよね。
誰を見ても、まだ今期、
あの「眼の覚めるようなステップ」や、
ソトニコワ曰く「ああっ

出会えていないのです・・・。
一番近いのが昌磨さんだったりしてね。
何と言ったらいいんでしょうね、この感じ!(><)
大ちゃんの演技を個性の一つで片付けてはいかんと思っています。
あのレベルは単なる「個性」ではなく、
「全てのフィギュアスケーターが目指すべき最高水準」です。
あの技術と表現力を目指しながら、
その上で個性を打ち出してほしいのですよ、選手の皆さん!
大ちゃんの音楽と一体となった表現こそが、
フィギュアスケートだと思うから。
それを抜きに、感動はできない。
大ちゃんが好きなスケーターにはそれがあるよね。
わたしの好きなスケーターは、
古くはカタリナビット。
わたしがフィギュアスケートを「美しい!」と思った最初です。
みどりさんのジャンプは確かに今見ても最高ですが、
フィギュアの美を感じることはできませんでした。
彼女は最後までそれを理解できなかった選手のようです。
「なぜ、ジャンプたいして跳べないビット選手が金なのか。」
と、ずっとおっしゃっていましたね(笑)。
ああ、これが彼女の「観る力」の限界なんだなと。
オンリージャンパーにはわたしの眼は満足できませんでした。
「高橋って子」(笑)は当時、
「美しいスケート」を待つ自分の眼前に現れた
まさに「奇蹟の人」でした。
「なにこれ?!!」と釘付けロクサーヌ。
佐野稔さんも、初めは、
少年時代の大ちゃんを、
「すごいジャンパー」というとらえで始めは見ていたらしいです。
その後、辛い(笑)ロシア武者修行を経て、
ステップが磨かれ、
本来持っていた音楽性とマッチしたのでしょうね。
でも、
そんなこと以前に大ちゃんの音楽性を一発で見抜いた人、
それが歌子先生ですもんね。
改めて歌子先生に脱帽ですわ~。
跳べるだけでも
回るだけでも
拍に手足が合うだけでも
ぜんっぜん心掴まれないのですよ。
技術、センス、深い人間理解、生き様、
そういうもの全てが結晶になる、そのレベルが欲しい!!
それを抜きにした演技なんかに感動するそこのアナタ、
それはシロウト(笑)。←なんか、CMにあったね。
それがわかっていないスケーターの滑りは、
音楽が単なるBGMにしか見えません。
点数も欲しいが、ジャンプやスピンの高得点を狙うだけでは
本当のフィギュアの美には到達できない。
競技と芸術のぎりぎりを追究したのが髙橋だったのだと、
彼不在の今期、改めて実感しているところです。
「真央がいない競技は寂しい。」
と、大ちゃん。
その言葉、そのままアナタにお返ししますわ(笑)!
全く自分の存在感に全く気付いていない面倒な人です。
大ちゃんを
フィギュアそのものとして
いつまでも見守り続けます!!
