でも、気になるのが輔オタでありつつやはりスケオタか。
どっちなんだ、ぢぶん!(笑)←まじわかんない。
大ちゃんが火を付けた男子シングル人気を
「美の系譜」というフィルターを通して、
やっぱり見守っていきたいんだな、きっと。
今期はジュニアグランプリも全部レコって観たもんな。
「美の系譜を継ぐ者」を探してる感じ。
「勝手にスカウト」目線(笑)!
早かれ遅かれ大ちゃんは引退する、
それが思ったより早かっただけのこと・・・。
なんて、自分を納得させつつ観ているわけよ。
来期か来々期には復帰・・・という可能性も
捨ててはいないのですしね。
で、本日男子SPの結果は皆さん、ご存知ですね。
ネタばれしてはいけないので書きません(笑)。
感想としては、やはり、
全ての美の基本は「脱力」である
と、今日も実感したってことか。
どんなジャンルも同じ。→うまい=脱力に成功している
無駄な力が入っていないから、
瞬間的なキレのある動きもできる!
逆にキレのあとの脱力にくらくらっとくる!
更に抜け具合にも色々と彩がある!
ほわっと・・・
するっと・・・
さらっと・・・
ざらっと・・・
ねと~っと・・・
しゅっと・・・
がくっと・・・
この「抜け」のニュアンスにくらくらっとくる!
ぞくぞくっとさえする!
これはまさに「抜け感の妙」!
だから、抜けが荒かったり、抜けてなかったり、
抜く場所がちがっていたり、抜けすぎていたり、
抜けの質感が違っていたりすると、
かゆい所に手が届かなくてイラッとする!!(笑)
はがゆいんだな、これが!!!
抜けがない=真の美ではない。
これは断言しますわ。
あーーーーー、もう、むやみに眼ばかり育った!
こんな眼にしたのはひとえに
あの人のせいですからね、全く!!(笑)
あの方が日本での評価より欧米での評価が高いのは、
バレエで目の肥えた観客が多いからでしょうね。
どんな小さな街にもオペラ座や劇場があり、
それが国立だと専属のダンサーやオケがある文化の素地。
曲芸師のような技だけでは満足しません。
特にロシアはバレエの国ですもん。
アデリナが大ちゃんの演技に
「ああっ、てなっちゃう。」のも当然。
「抜け感の妙」に到達しているか否かは、
年齢ではなく、センスかも知れないと、
ジュニアも通して観ての感想です。
いくつになっても抜けてない人は抜けていない(笑)。
*ごめんね、選手の皆さん!
視力とは別の、「観る力」の問題かも知れない。
更に譲れないポイントに気付いてしまった。
①抜け感の妙とキレ(これはセットですな)
②深いエッジとスピード感(これもセットですな)
③音楽との一体感
④お客の隅々にまで届けようという心(これが空気を創るのね!)
これがなければ満足できない眼になってることに
改めて気付かされるんだな、これが。
これらが奇蹟のステップや高い表現力を生み、
オーラを創り、
華を創ったんですね!
あーーー、あらためて思ったよ。
高橋大輔は、
だから唯一無二のスケーターだったんだと。
で、今年のスケアメ観た後、
どうにもこうにも「ぽっかり感」がうまらず(笑)、
わたしの大輔コレクションから今日は、
カメソラ、ソチソラ、VASの
豪華三本立て(笑)を観て、
やっぱこれだね、と思うと同時に
悲しくなってきたのでした。
「高橋選手」がいない現実とは、
こういうものなんだ!!!(><)
でも、がんばって明日も観ますよ!
明日は女子シングル、今井遥さんです。
*あ、男子フリーも?←録画予約したから記憶がゆるゆる(笑)
遥さんは新潟に拠点を移し、
まるで10代の大ちゃんのような自主練状態だとか。
これって実は、気の毒とは思わないのです。
与えられ過ぎないからこそ自分と対峙できる、
貴重な時間ととらえることができるからです。
どんな滑りをするか、楽しみです。
あ、男子シングル以外は無条件で楽しめます(笑)。
女子についても美しいフィギュアの体現者を
応援する気満々です。
フィギュアたるもの、美しくてなんぼ!
「美の系譜を継ぐ者」が主流になってほしいです。
大ちゃんを
美の系譜の中で
いつまでも見守っていきます!!
