さて、文学にお詳しい方ならご存知なのでしょうか。
「あれを見よ 深山(みやま)に桜咲きにけり
真心つくせ人知らずとも」
という句(?)
山で撮った生エーデルワイスの写真

↑を眺めていて、
突然に小6の頃に担任の先生が黒板に書いたその句がぶわ~っと蘇ってきました。
*山でリアルタイムに見た時には、かの28歳健気な男子を思い出しただけでしたが(笑)。
意味は、
「誰も見ていないかも知れなくても、
山奥の桜にはそんなことは関係ない。
ただひたすら懸命に自分の花を咲かせている。
そんな風に生きて行こう。」
ということだよとその時教わり、
「そういう人、かっこいいな。」(←この時点で他人事な子!!)
と思ったものです。ま、一応は「いい句」と認めたわけね、生意気にもね(笑)。
とにかく、今、その句を何十年かぶりに思い出したのでした。
で、どなたの作品かは覚えていなかったので、調べてみました(ネットってこういう時便利!)。
すると、武者小路実篤先生だったのですね!へえ!きっと、ご存知の方、多いのでしょうね。
色紙によく、
「なかよきことは美しきかな」
なんて、かぼちゃの絵なんかと一緒に書いてある、あの人だった!
中学生のころ、国語の先生に「今読んどかなきゃ多分一生読まない本」(おいおい!)として紹介され、どれどれと『友情』を読んだっきりです、武者小路先生。
で、上記の句を、エーデルワイスの写真見て今突然思い出して、「句」「花」「大ちゃん」が時を経て一つに結び付いたのでした。ピタッとまた大事な断片がはまった感じ。にやり。
・・・と、ここまではちょっと心が動かされた話なのですが・・・。
・・・・ネットの情報によると、なんてことでしょう!ビジネス本とか、校長先生向けの「朝礼での話題本」なんかにも出ている定番ネタ(驚愕の大輔氏のあのお口状態)!!しかも、「深山(みやま)の→桜」という枕詞的なほどの定番だと知りました。も、も、もしかして、一般常識の範疇?ひょっとして担任の先生も、ネタ本から仕入れていた?
・・・というか、世間の皆様にとっては、「ああ、『深山の桜』のことね。」的なことだったりする?という、赤面状態なう(今度は大輔氏の「タカノリ」照れ顔)。
大人になるって、こういうことなのね(笑)!
まんまと担任の先生やら国語の先生やらの作戦にひっかかり、その後の自分の琴線に触れていた、やられた!!・・・と思ったらその後一瞬にして「一般常識ってか?」(><)な出来事でした。
お粗末さま!!
どろん!!
大ちゃんをいつまでも見守り続けます!!
