実は自分、旅女(タビジョ)、山(ヤマジョ)、美女(ビジョ)なのです。
タビジョは旅好き女子ってことです。ヤマジョはトレッキング女子ってことです。美女は美しい女子といいたい所ですが、美術やら音楽やらフィギュアスケートやら、美しいもの好き女子ってことです。(美の中に「イケメン」も入るかな?笑)
働いてガボッとおやすみもらってがっつり遊んで帰って来て、また馬車馬のように働くという日々を送ってもう何年かなあ(遠い目)。
その間もずっと大ちゃんのファンなわけですが、全てお茶の間観戦でした。だから、ナマ大ちゃんを見るには、自分の財布の経済改革を行わなければならないことが今シーズン初めてわかりました。
どれもこれも大好きなんだけどね。リんスポですっかりナマの良さを実感してしまったのでね。長年楽しんできた旅の脚を洗う時がついに来たのかなと。
「やめる勇気」(><)←こんなとこで使うか!
で、旅から始まって旅の途中に山を入れたのが山の始まりだったから、お金のかかる遠くの山の脚も、とうとう洗う時がきたのかなと。
「やめる勇気」(><)←まだ使うか!
で、最後に残る物。「美女」はやめられない。美しい物を観ることが、結局最後に残る自分の砦なんでしょうね。
で、そんなことをあまり考えもせずにソチより前からジュネーヴ往復エアーチケットとっていた旅に、30日からでかけます。ソウルトランジットの便にしたのでソウルで焼き肉してから行ってきます。2週間ほどとっぷりと山旅してきます。
メインはベルナーオーバーラントの「やり残し」(笑)になりそう。宿泊は、山小屋又はちっさい村のドミトリー。去年はとある30人部屋ドミトリーに自分たちだけでした。併設ホテルにはたくさんのブルジョアの皆さんが!物価が高いのでドミトリーは貧乏ヤマヤには強い味方(><)。
やはり一番好きなのは山小屋。理由:絶景&安い&なんとなくおもろい
以下、去年のとある山小屋での夕食の様子。
御主人が「英語話せる人達」グループに入れてくれる。英語が話せるわけではなく、他の言語では何も話せないからなんだけど(爆)。片言同志の方が、互いにゆっくりなと、互いに簡単な表現を使うので意思疎通ができるのが楽しい。
でも中には、互いに気になることをマジで語り合っているどっかの大学の教授とどっかの大学の学生もいたりして、そのそばで「このめしうまいね。」などと、簡単な会話をどっかの国の人としていました(笑)。
どっかの教授女史は油断も隙も無く、こんなわたしくんだりにも笑顔で話しかけます(笑)。でも、わたしと話す時は、平易な言葉で話してくれるあたり、教育者としていい感じと思いましたよ。
その内容については結構ヘビーなことを質問してきました。「日本の凶悪犯罪に見る豊かな日本社会の闇」とか「日本の若者による凶悪犯罪の増加」的な話に至り、「いっぱいいっぱいで余裕がないオトナが余裕のない社会を作って、ちょっとでも規格外だと生きにくいのかな」とか、「教育の目的が数値でのわかりやすい学力に偏っているから、多くの子どもが生き生きできずにストレスをかかえている。」なんてことを「たどたど英語で」話しました。それでも汲み取ってくれて、
「日本のそのような現実はこちらでも話題になっています。多くの日本人が尊敬に値する人々なのに、起きる事件は凶悪なものが増加しているので私は大変心をいためています。」
と、その教授女史は顔を曇らせました。
漢字にも興味をお持ちで、わたしの名前に使われている漢字の意味を教えると、自分の知っている時にもそのパーツがあると言い、まさしくそれはその通りの意味だったので、嬉しそうでした。いやいや、ポケットが沢山ある女史でしたわ。ステキ~!
この時、アメリカ在住の若い韓国人女性も同じテーブルでした。快活で社交的、話をふる気配りのセンスも素晴らしく、若いのに苦労してきたんだな~と感じました。彼女は教授女史とかなりディープな話をしていました。明るくてちょっと抜けたところもほっとさせるキャラ。
彼女たちは、去年出会った「素敵女子」のナンバーワンツーです。
この日、アジア人は私を含めて4人でしたが中国人はおらず、「ショッピングできないからこないのよ。」と、スイス人から皮肉を言われていました。中国人は、ヨーロッパでは揶揄の対象のようです。バブル時代の日本を思い出し、ひそかにあちゃちゃと思ってしまいました。
さて、そんなに大好きな山旅を続行するかやめるか・・・。「まあまあ。」と答えておきます(笑)。←別に誰からも「もどってきて~。」って言われてないだろが。
「続けたいのは山々です。できるものなら次も出たい。けれどそれには相当な覚悟がいります。」←おいおい、覚悟って「財政面」オンリーだろが。大ちゃんといっしょにすな!
そんなわけで、もうちょっとで山にどろんです(笑)。
帰ってきたらまたここに来ます!今年はどんな風景や人達と出会えるのでしょう。