これを手に入れた当時、シャッター幕は途中で止まり、シャッターは切れない状態だった。
セルフタイマーは、内部で固着しているようで動かず、バラスのも面倒なのと使わないのでレバーを外した。シャターは切れるようになったものの、シャッタースピードは目茶苦茶、1秒なんかは2秒ぐらいだったので、取り敢えずシャッター幕が走り切るようにする為に、
ボトムプレートを外して先幕と後幕のテンション調整と、軸に微量のベンジンで希釈したカメラ用オイルを注油した。1秒を調整する為にトップカバーを外し、スローガバナーの1秒調整用ネジで調整。此処には1/8秒?の調整ネジも有ったと思う。その後1/1000秒で翳りの無い事を確認した。露出計は、日中順光なら許容範囲かなと言う程度で、体感露出と組み合わせて使えばなんとかなるだろう。
下の写真はSR-T Superで、シャッターボタンの後方にスローガバナーが鎮座している。

サービスマニュアルの切り取り、簡単に調整出来るのは良いね。
さあ、ちゃんと写るかな。楽しみ、楽しみ。