暑さに加えて膝と腰が痛むことも有り、サッパリ写真を撮りに出かけていないので、手持ちのカメラを引っ張り出してきた。

高校時代、CANON FTbは開放測光で手の届きそうな憧れの一眼レフカメラだった。
このFTはその前身となるカメラだが、その仕様は全く違う。測光方式は、絞り込み中央部分測光方式で、画面中央の12%を測光するものだ。
最高SSは1/1000秒、当時としてはこの仕様が多かった。
バッテリーチェッカーも搭載されている。
実はこのカメラは一度使ったかな?と言うくらいにフィルムを通した記憶が希薄だ。カメラの作りは非常にしっかりとしていて、手にするとずっしりとした重みが有る。
FL50mm標準レンズだが、レンズ先端部に絞り環が配置されており、ちょっと使い慣れいことと後幕の動きが怪しいので、絞り込み測光ならFUJICA ST701を持ち出してしまうのだ。