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フクロウ(owl)が出てくるお勧めの英語絵本まとめ

 

欧米の英語絵本にはフクロウ(owl)がモチーフになった絵本がたくさんあります。出版社のロゴマークなどで使われいたりもしますね。

 

欧米ではフクロウは「知恵」や「賢さ」の象徴とされているようです。海外の出版社のロゴマークに眼鏡をかけていたり、博士風の帽子をかぶっているフクロウが良く登場するのはそんな背景があったんですね。英語絵本にもよくフクロウが出てくるので、日本よりもフクロウはより身近な動物なのかもしれませんね。

 

今回はお子さんと一緒に読みたいフクロウ(owl)が出てくお勧めの英語絵本まとめてみました。フクロウの英語絵本はたくさんあるのですが、ここでは厳選して一年を通して読める絵本をご紹介します。

 

 

1ページに数語、1文程度の簡単な英語絵本(0~3歳頃のお子様と)

「Peek-A Who?」

 

一ページ目はフクロウ、2ページ目は牛、3ページ目はお化け、4ページ目はなんだろう?

 

Nina Ladenさんの個性的な色彩とタッチが強烈な個性を放つ1冊。英語も基本的にPeek-A Who?レベルで展開していくので英語的にはとても簡単。本の形態は約10センチ四方のボードブックなので、持ち運び便利で頑丈です!小さなお子さんにガブッとされたり、ぽいっとすてられても壊れにくい。シリーズでたくさんの本が刊行されています。

 

動物がでてくるPeek-A-Zoo! や、「うし」が題材になったPeek-a Moo!など多数あり。Peek-a Who? Boxed Setという3冊がセットになったものはプレゼントによさそうです。

 

 

 

 

「Little Owl's Colors」

 

Little Owl loves the colors of the forest.(オレンジの森の色が好き)の一文から始まり、七色の色がさまざまな動物たちとともに紹介されていきます。数字について描かれたLittle Owl's 1-2-3もお勧めです。こちらもボードブックなので、0~3歳頃にお子さんにぴったりの英語絵本だと思います。英文もとても簡単なので、英語が苦手な方でも読み聞かせできるでしょう。

 

 

1ページ数行程度のやや長めの英語絵本 (3~8歳頃のお子様と)

 

「Little Owl's Night」

 

 

上で紹介したLittle Owl's Colorsと同じ作者のDivya Srinivasanさんによる作品です。Little Owlが夜、森の中をさまよいます。そこで見たのはさまざまな動物たちが過ごすそれぞれの夜。夜が深まり、そしてやがて山際が明るくなりだします。一晩中起きていたLittle Owlは枝の上のぐっすり寝てしまいます。静かな森の夜を描いた少し詩的な雰囲気のある本なので、寝かしつけにもぴったり。なお、Little Owl's ColorsやOwl's 1-2-3よりも英文が少し長くなっています。

 

 

「A Bit Lost」

 

私が大好きな絵本作家であるChris Haughton(クリス・ホートン)さんの作品です。アイルランド人である彼は絵本だけでなく、デザインの仕事や読み聞かせ活動などもされている才能あるあふれるイラストレターさんで、いつかお会いしてみたいなと思っています。大人も魅了するおしゃれな色彩の絵本にファンの方も多いですよね。

https://www.instagram.com/chrishaughton/?hl=ja

 

「A Bit Lost」の邦題は『ちょっとだけまいご』。主人公は小さなフクロウくん。木から落っこちて迷子になってしまいます。お母さんを探して、キツネやクマに尋ねると、「知ってるよ!僕についてきて!」と言ってお母さんのいるところに連れて行ってくれます。でも、それはフクロウのお母さんではありませんでした…。簡単な英文ですが、ユーモアたっぷりで、子どもも大人もぷぷっと笑える絵本です。なぜか、この本、「Little Owl Lost」というタイトルでも同じ本が出ているようです。タイトだけ違う本ってとても珍しいのですが、どうしてでしょうか?不思議ですね。著者の心変わり?出版社の意向?どなたか理由ご存じでしたら教えてください。

まあ、どっちにしても内容はおもしろいのですいいんですがね(笑)。

 

 

 

このタイトルの他、「Shh! We Have a Plan(しーっ! ひみつのさくせん)』もとてもお勧めです。ママの英語絵本チャレンジ講座でも読み方を学ぶことができます。特に、バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターのおおやゆうさんが展開しているママの英語絵本チャレンジ講座はとても人気でお勧めですよ。英語が苦手なママでも英語絵本の読み聞かせのレパートリーが増えると大好評です!

 

 

ちょっと長めの英語絵本(おうち英語3年以上、5~10歳頃のお子様と)

 

「Owl at Home (An I Can Read Book 2)」

 

 

「Frog and Toad(ふたりはどもたち)」シリーズの同著者、アメリカの絵本作家であるArnold Lobel(アーノルド・ローベル)さんの作品です。

 

フクロウの短い話が5話が入っています。小さく暖かい家に一人で住んでいるフクロウ。フクロウは知恵や賢さの象徴のはずなのに、この本に登場するフクロウはその正反対。おっちょこちょいで、滑稽で、愛おしくなります。Arnold Lobelの作品は寂しさと、優しさと、ユーモアが絶妙にマッチしていて、動物なのに、人間らしくて、どのキャラクターも不思議な魅力を放ちます。6歳娘も8歳息子も、そして大人の私も大好きな1冊です。雪のシーンがあるので冬場にお布団に入りながら読むことが多いです。

 

面白い話が好きな男にもピッタリだと思います。邦訳「ふくろうくん」も刊行されていて書店や図書館でも手に入りやすいでしょう。この本は数百円でAudible版も出ているので、かけ流しにも重宝します。英語絵本×効果的なかけ流しの方法などについては初級講座や入門講座で詳しくお話しております。

 

 

「Owl Diaries」

 

絵本というよりは、簡単な児童書の入門的なチャプターブック。対象はネイティブの1~2年生と明記されています。内容は、主人公は女の子のフクロウ。フクロウの学校で起こるさまざまな出来事を通して、友情などの大切なことを学んでいくというもの。友情とか、譲り合いとか、人を許すことなどについて書かれているのですが、決して説教くさくなく、素直に優しい気持ちになれる本です。ポップなタッチが子どもの心をつかみますし、フクロウがその日にあったできごとを、日記に語りかけるという形式も面白いです。

 

 

私の娘はフクロウの自分とを重ねてイメージを膨らませているようです。「Fantastic」 が「Flap-tastic」など作者が作った造語がちょこちょこ登場するのですが、それもまたユニークで娘はケラケラ笑っています。私は横で、音素認識が育っているなと感心しながら娘の音読を聞いています。

 

 

この本はおうち英語歴が2~3年以上ある年長さんぐらいから10歳位のお子さんにピッタリの内容だと思います。年年齢相応の本がちょうどよい年齢で読めると本の幅も広がりますます楽しさが広がりますね。赤ちゃんの頃から英語絵本の読み聞かせをしてきてよかったなと思います。我が家で行ってきた英語教育は、「初級講座」と続編の「中級講座」の中にすべて盛り込まれています。0~3歳から英語絵本を初めていただけると6歳前後で年相応の英語絵本が自分で読めるようになります。

 

 

なお、この本との出会いは、神奈川県藤沢市辻堂を拠点に日英絵本・音読関連の活動を精力的に行っているかわのまさみさんのお嬢様の大のお気に入りとお聞きして知りました。本のカバーはみたことはありましたが、しっかり読んだことはありませんでした。

 

まさみさんは、本協会のバイリンガル絵本読み聞かせインストラクターでもあり、サロンの仲間でもあります。まさみさんが運営するブログではとても素敵な日本語&英語の絵本がたくさん紹介されていて、ブログのファンも多いです。

 

2021年3月に開催したバイリンガル絵本サロンの卒園式のプレゼンタイムの時にお嬢様自身から英語でこの本を発表していただきました。本への愛情が伝わってきて、とても楽しそうな内容だったので我が家の娘(当時5歳)と読んでみることになりました。

 

 

早速第1巻を読んだら一気に親子で虜になりました。それから約1年が経過し、現在12巻まで読み終えたのですが、続きも楽しみで仕方ありません。著者のRebecca Elliottさんの作品にはこのOwl Diariesの他に、Unicorn Diariesというユニコーンをモチーフにした作品もあります。こちらも数冊読んでみたのですが、早速娘の愛読書に加わりました。フクロウと同様に、ユニコーンも英語絵本でたびたび登場するアイテムで女の子にも人気ですよね。また今度「ユニコーンの英語絵本まとめ」で紹介したいと思います。

 

 

音読協会 本澤愛
 

英語絵本好きの仲間がいると、生の情報をいただけるのでとても役立つなと思います。やっぱり、人から直接いただける情報は一番価値がるなとしみじみ思うこの頃です。

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