ここ数日で、ぐっと寒さが和らいで
きましたね
我が家では週末の日中は、
家の近くの公園や森の中を
散策したりして過ごしています
梅が散り始め、
ホトケノザやタンポポに似た草花が
咲いているのを見つけると、
春が本格的になってきたと
とても嬉しくなります。
さて、今日は、こんな時期の読み聞かせに
ぴったりの絵本をご紹介したいと思います。
タイトルは、
『THE HAPPY DAY』
Ruth Krauss (著),
Marc Simont (イラスト)
![]() |
The Happy Day (Rise and Shine)
774円
Amazon |
1950年に刊行されて、
優れた絵本に与えられる
コルデコット賞も受賞している
名作絵本です。
内容は、
深い雪が積もる
野山にクマやリスや
ネズミやカタツムリたち
が眠っています。
長い長い冬を
木の洞穴や、
地面の下で眠って
います。
でも、
They sniff.
クンクン?
あれ?
なんだろう?
何かの気配を感じて、
動物たちが次々と
目を覚まし始めます。
They run. They sniff.
クンクン、クンクン。
何かを感じたようです。
その何かを探して、
動物たちは寝床を次々に
飛び出し野山を駆け回ります。
そして、ついに
探し当てたものは、
雪の中の咲く小さな
黄色いお花でした。
そのお花を囲んだ動物たちは、
嬉しさのあまり、
歓喜のダンスを踊りだします。
この本の優れている
ところは、冬の寒さを
うまく表現するためか、
全ページ白黒の
素晴らしいイラストで
描かれているのですが、
最後に見つける
一本の花の部分だけが
鮮やかな黄色で描かれていると
いう点です。
紅一点という言葉がありますが、
この本では黄色一点。
作り手のセンスの
良さが光っていて
私の大好きな絵本の一つです。
英文は全部で130語程度で、
とても短くシンプルな英語で
書かれていますので、
英語が苦手な方でも
十分に読み聞かせに挑戦できると思います。
本に記載されている対象年齢は、
4歳~8歳とありますが、
英文が短くリズミカルなので、
2~3歳くらいのお子さんでも
十分にお楽しみいただけると思います
繰り返し読むことで、
季節の移り変わりの理解も
育んでいくこともできる
良書ですよ
また、赤ちゃんをお持ちの方であれば、
お母さんのための音読用にも最適な1冊ですよ
傍らにお子さんを寝かせながら
声に出して読まれてみてはいかがでしょうか?
春の訪れを感じながら
是非、楽しんでみてくださいね。
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