みなさん、こんにちは。
今日は都心は良いお天気ですね!
さて、今回は、みなさんの多くが感心をもつ「英語の発音」
についてお話しましょう。
多くのママさんが、
「自分のように発音が下手になって欲しくない!」
「こどもにはきれいな発音になって欲しい!」
とおっしゃいます。
発音がきれいなになるために、幼少期から英会話スクールに
通わせる親御さんも少なくありません。
ここで、ちょっと考えていただきたいのですが、
英語の発音はどのように身につけられて
いくのかということです。
きれいな発音=ネイティブのような発音と
いうことだとすると、それでは、ネイティブの子供はどのように発音を
身に着けるのでしょうか?
実は、英語のネイティブの子供でも、
1~3歳くらいの間は発音がかなり未完です。
4歳位で、母音のほぼすべてと、
子音のいくつかができるようになります。
5~6歳で残りの子音の発音が正確になり、
7歳位で、完成するといわれています。
特に、f, v, sh, zh, th, s, z, r, th, ch, wh
などの子音は、ネイティブでも発音が難しく、
6~7歳頃になってようやく正確にできるようになっていきます。
すなわち、ネイティブの子供でも、
7年近くの年月をかけて発音が完成していくのです。
このことを考えると、
幼少期の数年間に英会話スクールに週数回通わせたれば、発音が良くなるという
単純はことではないということがお分かりいただけると思います。
反対に、日本語なまりのお母さんが、
毎日数冊の英語絵本の読み聞かせをしたからと言って、
お子様の発音がまるで、ダメになるということでもないのです。
次回も、発音について引き続きお話しましょう。
それでは、今日も楽しく
英語絵本の読み聞かせをしてくださいね!
【協会の理念】
本を通して、豊かな日本語力を有し、
国際社会で通用する英語力のある子供を
育てる。