小学2年生の息子と寝る前に読んでいる「Life Story」は素晴らしい絵本です。

 

単なる絵本ではなく、「図鑑」と「絵本」と「読みもの」が合わさったようなユニークで、

内容は、地球上に生命が誕生したときから、いままでに至るお話。

 

 

絵本は1幕、2幕と舞台のようになっていて、

太陽が誕生したとこから話ははじまります。

 

46億年前に地球が誕生。最初は真っ赤に燃えた火の球でした。

 

舞台はどんどん進んでいきます。

暑かった地球の温度が下がっていき、地球上の植物や動物が変化していきます。

 

この本がすごいのは、難しい地球の歴史をわかりやすく、

しかも緻密な絵で描いている点です。

 

歴書と天文の知識を融合して、わかりやすく、

ひきこまれる物語を作りだしています。

 

息子は園児の頃から宇宙や絵が好きで、最近は歴史にも興味を持ちはじめているのですが、

読むたびに、絵を隅々までみて、なにかぶつぶつ言いながら読んでいます。

 

私もいままで関心のなかった地球の歴史に興味がわいてきます。

 

本書の最後のページ(P76)の文言は、いま(現在)につづいていて、

 

~And now it is your Life Story and it is you who plays the leading role.

The stage is set, the time is now, and the place where you are.~

 

(~さあ、このあとは、あなたのおはなしです。主人公はあなたです。

ぶたいのよういは、できました。時は、いま。場所はあなたのいるところ。~

 

と書かれています。 終わりが素敵でワクワクします。

 

なんとこの本、完成までに8年の年月をようしているとのこと。

気の長くなるような年月です。よく最後まで描ききりました!

 

邦題は「せいめいのれきし」で、多くの図書館や本屋さんで手にすることができます。

邦訳はどちらの本も私が尊敬する翻訳家のいしいももこさんで、すばらしい訳ですね。

購入するなら、こちらの改訂版がお勧めです。

 

 

 

作家のバージニア・りー・バートンは、「The Little House(ちいさいおうち)」の作者でもあり、

こちらはすぐれた絵本に贈られるコールデコット賞を受賞しています。

この本も時の流れとともに、変わっていく田舎の風景をゆたかな文章と繊細な絵で描き出した本で、

読まれたことのある方も多いと思います。

私は本屋さんで立ち読みして、すごく引き込まれ、即買いした経験があります。

 

 

 

 

どちらの本も、50年以上たってもまったく色あせず、子供たちを魅了する本だなと、読むたびに感心しています。近年では、なかなかこんなゆったりした豪華な本を作るのは難しいかもしれません。なんでもデジタルでパパっと作ってしまいますからね。

 

昨年から、絵本の翻訳と絵本作りを専門の先生に習って勉強しているのですが、いつかこんな絵本が作ることができたらいいなと、ひそかに目標にしています(笑)。

 

絵は息子の方が上手なので、息子とのコラボで作ってもよいかも、です。

 

 

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