もう遠い昔のような感じもしますが、忘備録として。
小学生男子もオリンピック、パラリンピックを堪能しました
この夏もブログ更新が滞ってしまいましたが、
アップしたいことがたくさんできた充実の夏でした
昨年に引き続き今年もコロナの影響で
小学生らしい夏休みとはなりませんでしたが、
その代わりに、家でオリンピックとパラリンピックを満喫
小2の息子もこの1か月間、ほとんど毎日テレビを観ながら
夢中で応援していました。
お盆休み意外は毎日通った学童でも、時々テレビで観戦をさせて
もらっていたようです!(学童の先生に感謝)
オリンピックの自転車のロードレースが東京都稲城市の
家の前を通るということで、2日間だけ路上で観戦もできて大興奮しました!
各日10分程度でしたがヘリコプターも近くを飛んだり、
各国の選手の勢いにとても感動しました。
子どもたちは応援の国旗を作ったり、
テレビを通して観戦した後は、
家の中でその競技を再現したり、
朝から晩までオリンピック三昧。
宿題の絵日記も、オリンピックとなりました。
ピクトがとても気に入ったようで一生懸命描いていました。
子供たちと一緒に観戦していた私も、
この1か月間、ほんとうにいろんな
感動をいただきました。
また、アスリートからだけでなく、
観戦している子供たちからも学びがありました。
たくさんありすぎて書ききれないのですが、
2つに絞ってアップしたいと思います。
①【だれも悪くないよ】
一つは、陸上競技のリレーの決勝戦でのこと。
リビングに家族4人がそろい、
子供たちも自分で作った日本の国旗をもってスタンバイ!
夫は、日本のバトン渡しの技術がいかにすごいのかを
子供たちに熱々と語り、
「日本は過去にメダルをとったこともあるんだぞ!」と
自分の手柄かのように得意げに話しをしていました。
子供たちもその話を聞いて、期待が高まったのか、
自分たちで作った日本の国旗を握りしめて応援モードに。
私もソファに座ってスタートを待ちました。
しかし、いざ走り出すとまさかのハプニング!
第1走者から第2走者へのバトンが渡らず…。
がーん!
全国の皆さんも同じだったと思いますが、
我が家のリビングも一瞬氷つきました。
そして、夫が、
「どうして落としたんだ!!????
第1走者と第2走者どっちが悪いんだ!???
なんてこった!!!!」
と原因探し、犯人捜しやら、嘆きの言葉がさく裂。
ところがその言葉を隣で聞いていた小2の息子の口からは、
「だれも悪くないよ。みんながんばったんたから」と。
その言葉に、私も夫もはっとしましたね。
過去の栄光の結果から考えて、
今回もうまくいくと勝手に思いこんで、
勝手に期待して、結果を決めつけて、
期待通りでなかったら落胆して、
原因探しをする私たち大人。
一方で、子どもは大事なことを見落としていない。
リレーは、バトンを含めての競技。
バトンミスは彼らが攻めにいった結果であって、
選手たちは精一杯にがんばった。
息子の「だれも悪くない」の発言を聞いて、
子供は、やっはりすごいなと思いました。
②【ママも、ボッチャやろうよ!】
感動したことは、後半のパラリンピックでもありました。
夫はオリンピックが終わったら、パラリンピックにはあまり興味を
示しませんが、息子はずっと観ていました。
私もこれまでの過去のパラリンピックはほとんど
みていませんでしたし、今年のものもやはりオリンピックよりは
観戦時間が減っていました。
でも息子は開会式からずっと観ていて応援していましたし、
各選手のパフォーマンスに、
「すごいな~」「かっこいいね~」と本当に感動している様子でした。
子供のまっすぐな心や偏見の少なさに、
偏見の多く堅物な私が恥ずかしくなりました。
その日行われた競技のダイジェストを教えてくれたり、
「ママもボッチャ一緒にやろうよ!みんなでやろうよ!」と
家の中にあったお手玉やボールで再現してくれたり、
学童で見てきた競技結果を嬉しそうに教えてくれてたりしました。
各選手たちが子供たちに与えてくれた感動は計り知れず、
また子供たちが、私たち大人に気づかせてくれたものもまた大きかった。
と思います。
アスリートたちや子供たちの存在で、
自分の中の「アク」のようなものに気が付き、
アスリートたちの表情や言動を観ていると、
その「アク」が洗い流されるような感覚が何度もありました。
厳しい状況の中の開催は大変だったと思いますが、
素晴らしい大会を行ってくださった皆さんに心から感謝したいです。