NHKまいにちイタリア語9月号のクロスワードに挑戦! | なみかぜ書店のブログ

なみかぜ書店のブログ

ブログの説明を入力します。

NHKまいにちイタリア語のテキストの電子版を購入した。これまで5月号、7月号と応募してきた。特に意図しているわけではないが、奇数月の課題に挑戦していることになる。

イタリア語のクロスワードと言っても、イタリア人向けではなく、イタリア語学習者向けの問題なので難しくはない。

タテとヨコのコトバを埋め、指定のマス目に入るアルファベットを並び替えてできる単語をイタリア語応用編に出てくる語彙から探す。今回は、gが2つあるのがカギとなって、pomeriggio=「午後」という単語とすぐに見当がついた。

イタリア語入門編9月号のテキスト61課の学習課題は副詞①ということで、副詞を学ぶ。

Paolo canta bene. パオロは歌が上手だ。(直訳は「パオロは上手に歌う。」)

これは、ポルトガル語、スペイン語では、次のようになる。Paoloもポルトガル語、スペイン語での名前にする。

Paulo canta bem. (ポルトガル語)

Pablo canta bien. (スペイン語)

ちなみに英語の直訳は、次のようになる。パオロ、パウロ、パブロは英語ではポールとなる。

Paul sings well. 

フランス語では、Paul chante bien. 名前だけ英語と同じになるが、「上手に歌う」というところはイタリア語、ポルトガル語、スペイン語に近い。この文では、英語だけ異質なコトバに見える。

 

1980年代に一世を風靡したスペイン人歌手のフリオ・イグレシアスのWikipediaの頁に次のように書かれている。

 

本国スペイン語の他に、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、英語の5か国語が堪能に話せる。

 

フリオ・イグレシアスにとって、英語は系統の異なるコトバだが、フランス語、イタリア語、ポルトガル語は習得の容易い姉妹言語だ。特にイタリア語とポルトガル語については、学習しなくても注意深く聴けばいくらかは理解でき、新聞記事などは大まかな内容を把握することはできる。東北出身者以外は年配の方のネイティブな津軽弁を聴いて、ほぼ理解できないと思うが、それから比べると、言語間距離ははるかに近い。