福岡でもソメイヨシノが満開でした。

皿倉山の桜も遠く山肌で咲き誇っており、ぽつりぽつりと淡い雲が一休みでもしているように見えます。

ふと帚木蓬生の「臓器農場」という小説を思い出しました。舞台のモデルとなったのが皿倉山なのです。




皿倉山は大きすぎて撮れませんでしたが、麓の病院の桜の木の下で休憩です。


叔母の手術が終わったのが夕刻、やっぱりソメイヨシノは、昼の明るさを過ぎ夜が忍び寄る少し前の薄暮に霞んで惑わすような妖しさが1番魅力を感じます。