たつの市からの帰路、まだ午前中でしたがお腹も空いてきたのて相生市で早めのお昼ご飯をすることになりました。
以前見かけて気になっていた異様に目を引く中華風の建物を調べてみると、お土産やお食事が楽しめる道の駅(海の駅)とのことだったので寄ってみることにしました。


レストランとお土産ショップは開店直後でしたが、市場はもっと早くから開いていたようで、そこそこの賑わいでした。

白龍城と書いて「ペーロン城」と読みます。
楚の国の名宰相、屈原の慰霊のために行われた競漕の船をペーロンというそうです。
相生は全国でも珍しくペーロン祭もある街なので、中華風の建物に白龍の名を冠しているのですねぇ…。

和ダイニングまねき白龍城というレストランに入りました。
白龍城からは私が運転することになっていたので、相生湾の見える席で夫さんは開放感いっぱいにビールです。

ビールのお供には相生産の牡蠣バター焼きとそば出汁で食べる明石焼です。

私は姫路駅名物の天ぷらえきそばにしました。(他に牡蠣えきそばときつねえきそばもアリ)
姫路は知り合いも多いのですが、えきそばという名物は初めて聞きました。
終戦後の何も無い時期に、小麦粉の代わりにそば粉とコンニャク粉を混ぜて麺にしたのが始まりだそうで、昭和24年に「えきそば」と名付けられて姫路駅に登場、現在も駅ホームで愛され続けているそうです。


ラーメンよりサラサラでお蕎麦よりモチモチした新感覚麺でした。
関西らしい和風のお出汁とのコラボが絶妙です。
お値段は驚きの346円でしたが侮れない美味しさでした。