酒屋のバカ旦那がラノベ作家を目指すのこと -2ページ目

酒屋のバカ旦那がラノベ作家を目指すのこと

ライトノベル作家、小野寺広目天のブログです。
酒屋のバカ旦那として地元ではちょっとしたカオですが、やってることはヒマな時間に小説を書いて応募していたおさぼりさんです。
受賞はしましたが本を出すまではタイトルはこのままです。

①はこちら

②はこちら

 

3回目の記事では、術後から現在に至るまで、約3週間ぶんのことを。

4月9日と10日、2回の術後検査を行いました。

充血は翌朝にも大きな変化はなく、そのままゆっくりと消えるとのこと。実際に2週間後にはなくなっていました。

視力は左1.2 右1.5まで回復しています。

術前が左0.1以下 右0.01以下だったのですが、大きな変化。

レンズ以外の目のスペックもあり、これがわたしの上限らしいです。

その後も数日、眩しいと目が疲れることもありますが、少しずつ慣れていきました。

 

手術翌日から、洗髪も可能です。

2日分の洗髪をするにあたり、目に水が入らないよう気をつけなければなりません。

なのでシャンプーハットを購入!

大人用のサイズもあるんですね。

同時に、風呂場の鏡がちゃんと見えるということにも感動しました。

浴槽に浸かりながら、湯沸かし器スイッチの文字が読めることも。

その他、アルコールや運転にも制限がかかりますが、それらはこの一週間はとくに機会がなかったので問題ありませんでした。

 

一週間後、4月15日の検査では再び瞳孔を開く目薬を点眼しての検査。

検査後はスマホが見づらく、いい天気だったので太陽も眩しく。歩くのにも難儀しました。

もう保護メガネも不要です。

ゴーグル部分がプラスティックだったので、頬に当たってかなり不快でしたので、すぐにでも外したい気分でした。

 

さて、ここで気になるのは、運転免許証。

「運転の条件:メガネなど」という記述がありますが、どうやら視力回復手術は「メガネなど」にあたらないという話を聞きました。

現場の警察官判断でNOでも、あとから申請してクリアーだったという話もありますが、なるべく早いうちにこの限定を解除しようと思います。

この限定解除は試験場でないとならないので、警察署や更新センターではできません。そう考えると遠い……。

 

<つづく>

 

※この記事は医療体験記事であり、個人の感想によるものです。医学的見地にもとづくものではありません。

①はこちら

 

4月8日、事前カウンセリングのさいに受け取った目薬を数日間点眼してから、湘南美容外科クリニックに。

翌日、翌々日と、さらに一週間後の検査のためにスケジュールも確保し、準備万端です。

当日の流れは、手元にメモを残していました。

 

受付を済ませ、1時間半くらいかけて、何度も目薬を点眼します。

瞳孔を開くお薬もあり、記録のためのスマホも見づらくなってきます。

また、お手洗いにも苦労するので水分のとりすぎとか注意しておきましょう。(苦労しました)

 

さていよいよ手術。

体験談などでは、このように書かれています。

・目を固定しているが、ほとんど見えないから怖くない。

・痛みはないが強い圧迫感がある。

とのことでしたが、私の感想は違いました。

 

手術中、眼の前にずーーっと「鋼鉄ジーグ」がいました。

※参考 東映アニメーション「鋼鉄ジーグ」

 

眼の前に手術用ライトがあり、その光る部分がまるでジーグの目。そのサイドにある取っ手もあわせて、完全に鋼鉄ジーグに見えていました。

それに気づいた瞬間「手術中に怖かったら般若心経を脳内で唱えよう」と思っていたのに、ずっと「ダンダダダダンダダンダンダダン」になってしまいました。

 

改めて、流れとしてはまず、片方の目だけを露出する布を顔面に載せます。

そして目を開くように器具で固定して、流水で洗浄。すこし染みますがその程度。

視界には鋼鉄ジーグと天井しか見えませんが、たまに点眼液が落ちてくるのがわかります。

強い圧迫感というのもわからないうちに、気づいたら突然、「20秒経過」という声が聞こえてきました。

切開してからレンズを挿入し、閉じるまでのカウントでしょうか、怖い!

そのカウントの後、すぐ洗浄して器具を外し、片目は終了。

たまに眼球が勝手に動いてしまうような気がして、手元がくるったらどうしようと思いましたが、もう片方にうつるまえに聞いたところまったく動いてなかったそうです。

同じようにもう片方も終わりました。今度はカウントがあればもうすぐ終わりということがわかっていたので、怖くはありませんでした。

あとで確認したところ、カウントは目の中の房水をなんやかんやしてるらしくて(よくわかりませんでしたw)、すでにその時点ではレンズは入ってたそうです。

 

す手術台を降りると、すでに視界はクリアでした。入るときには見えていなかったドアもはっきり見えます。

手術そのものは30分くらいでしょうか。

また30分ほど休憩したのち、術後検査をして異常なし。この日は終了です。

花粉症用メガネのような、ちょっとゴーグルっぽい保護メガネをかけて帰ります。

 

この日は雨で、視界も完全ではないためタクシーで帰りました。

タクシーの中で、外をみると光の輪っかが見えます。

ハロ・グレアとまとめて呼ばれていますが、ハロ現象だそうです。

光源を中心に輪っかが出ると思っていたのですが、視界の中心から輪っかが出ていたのでびっくりでした。(これに関しては術後おちつき、ブログ記述時点では存在を忘れてしまう程度です)

 

帰宅後すぐ、指示どおり3種類の目薬を点眼し、お薬をのみます。痛みは若干あり、痛み止めものみました。

夕飯も問題なく食べられましたし、スマホなどを長時間見なければ大丈夫だそうです。

入浴は当日は禁止、洗髪洗顔にもしばらく制限がかかります。

 

右目に若干の充血を確認しましたが、帰宅時から就寝時の間に変化するようではなかったため、出血は止まっているものだと判断しました。

もちろん電話で相談してもよかったのですが、疲れていたのでその気力もありませんでした。

就寝時には透明プラスティックの保護眼帯を絆創膏で貼り付けて、そのまま眠りました。寝相が悪くても安心ですね。

 

<つづく>

 

※この記事は医療体験記事であり、個人の感想によるものです。医学的見地にもとづくものではありません。

目ん玉手術してきましたー!

どこも悪くないのですが、あえて言うなら視力が悪かったので治してもらってきました。

AR情報が見えるようになるでもなく、暗視能力がつくわけでもありませんが、これも目玉のサイボーグ手術かな、とw

つらつらと書いていきます。

 

視力回復手術というと、レーシックが有名ですが、今回わたしが選んだのは、ICLという治療法です。

ICLが術式なのか、器具の方を示すのかよくわかってないのですけれども……。

Implantable Contact Lens(埋込コンタクトレンズ)という言葉が示すとおり、目ん玉かっさばいてレンズ埋め込む手術です。

視力回復手術としては歴史が浅いのですが、眼内レンズは白内障治療などでもともと行われていたものであり、むしろ白内障手術より簡単だそうです。

 

視力回復手術を知ったのは、ろじっくぱらだいすのワタナベさんによる、レーシック体験の記事でした。

その直後にレーシック手術集団感染事件が話題になったり、レーシック難民という言葉も有名になったり、たまに調べては怖気づいていましたが……。

 

1.視力の低下

わたしの視力は、左0.1以下 右0.01以下というものすごいレベルの不同視。

普段かけているメガネは、左右の厚さが遠くから見てもわかるほど違ってます。

遠くを見るときも近くを見るときも、どちらかの目を偏らせてしてしまい、肩こりや頭痛などの理由でした。

 

2.メガネの不便さ

2011年、東日本大震災のときです。避難所でメガネを無くしてしまった人の話を聞きました。

もしわたしがそうなった場合、ただでさえ明日も見えない生活に、さらに物理的に目の前が見えなくなってしまいます。

夜中にトイレに行くときなどは、あえて目を閉じて暗闇の中を歩くトレーニングをしていたくらいですw

そうでなく、平時だとしても、朝起きてメガネを探すためのメガネが必要なのではないかと思うような視力。

ファッションにおいても制限はおおく、ウェスタンファッションに似合うメガネとして、暫定的に丸メガネをかけておりましたが、これがなかなか売ってなくて……。

ツルが歪んだりすると、もうそれだけでもストレスで、直すにせよ作るにせよおお仕事でした。

 

3.コンタクトの不便さ

2018年ごろから、コンタクトレンズを日常的に使いはじめてみました。

コスプレのときなどにワンデーを使っていましたが、2weekに変更。

しかしそれも、ドライアイや角膜表皮の傷などで、また面倒になってきました。

なによりも、この1年の間に、外したコンタクトレンズが割れているという恐怖体験を3回経験したのが大きかったです。

 

4.娘の誕生

1歳になる娘と、家族3人で寝ているのですが、隣に寝ている我が子の寝顔すら、裸眼では見えないのです。

メガネをかけてると、抱っこの時いたずらされてしまうことも。

 

5.弟が先にレーシックをやった

これが最後の決め手でしたw

仲の悪い兄弟といつも愚痴ばかり言っておりますが、これを聞いたときは悔しかった!

 

 

というわけで、兄であるわたしも、紹介を受けるわけではありませんが、レーザー脱毛で通っている、湘南美容外科クリニックに相談してみました。

いくつかの検査を行い、カウンセリングを受け、身の回りの何人かにも相談。

最終的に、白内障手術をうけた人の感想を聞いて、ICLに決めました。

手術日を4月8日に決定し、その日を待ちます。

 

<つづく>

 

※この記事は医療体験記事であり、個人の感想によるものです。医学的見地にもとづくものではありません。