来週12/22は「冬至」です。
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1年 春夏秋冬 昔なら
ずっと同じ服を着ている人はいないし、
ずっと同じもの食べられるはずがなかったわけで、、、
飲食衣服すなわち養生法が
四季と共に移り変わるのは
ごく自然なことですよね。。。
そして季節と人体と養生が
移り変わるのに合わせて、
自然と鍼治療も変わります。
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当院の臨床では
例え 同じ体質体調だとしても
1年を24に分けた二十四節気と
各季節の終わり18日間である土用で
年28回、
使うツボも養生法も変わります。
鍼の刺し方も全て変わります。
つまり変わり者の鍼灸師です。
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「来週は冬至が来ますから、
カボチャとユズ、いいですよね。
冬至から27日間は
本気の〝補〟ですから。
冬は【腎】が要です。
腎は尿を作るだけでないんです。
人が活動するエネルギー
すなわち「気」を濃縮し、また
さらに濃縮したエッセンス『精』を
貯蓄する大事な役目が
腎にあります。
「気」は日常使う現金
「血」は普通貯金で
『精』は貯蓄貯金だと思ってください。
冬は腎精を
貯蓄しなきゃいけないのに、
過労して
「気」という現金を使い過ぎ、
目を酷使して、汗をかいて
「血」という普通貯金も無くなれば
『精』である貯蓄貯金を
解約しなきゃいけなくなるでしょう?
冬に腎精を貯蓄しないと
春夏きたら大変になっちゃいます。
だから冬は手を抜いて
とにかく過労しないでください。
汗かくような運動も
冬には不向きです。
夕方以降の視作業も
避けて下さいね。」
とか
「足腰冷やさず、
腰を手のひらでよくこすって、
耳を揉んで下さい。
あっ
耳は夏は揉まないで下さいね~!
もうたくさんあって
面倒でしょうし💦
全部は守らなくていいですから、
気が向いたのだけ養生して、
マイペースに気楽に
ご自愛なさって下さい🍀」
身体を診させて頂きながら、
繰り返し伝えていきます。
毎年。毎年。。毎年。。。
この学びをはじめて、10年。
「耳は夏にイジらないってのは
暦(こよみ)上の夏ですか❓
感覚的な暑い夏ですか❓」
常連の患者様は
質問もマニアックです😅
「ハイ、ずばり暦の夏
立夏から即ち5~8月ですね!
また夏になったら言いますから
今は忘れていいですよ✋」
( ´ ▽ ` )ノ
同じ養生法を伝えても、
患者様の体質によって
受け止め方が違い、
実行する養生もそれぞれ、
養生による体質改善も それぞれ👯
また冬至を迎えた後の
来週が楽しみであり、
冬の土用が来る前に
どれだけ腎精を貯蓄できているかは、
本気の 真剣勝負です。
