皆様、日頃よりワンモアっ子に温かい応援とご支援を頂きまして、本当にありがとうございます。私達スタッフも支えて頂きまして、励みになっています。感謝ばかりです。
ここ数日、千葉県八街市でのマルチーズ・シーズーmix221匹飼育崩壊の記事や、テレビ放映されています。
はじめに、地元の動物愛護団体様を始め協力団体様、長きに亘り 粘り強く交渉頂きまして、保護に至るご尽力に深く感謝申し上げます。
【東京新聞より転記】
犬の多くは衰弱し、結膜炎の症状があった。昨年10月、動物愛護団体が「6、7年前から200匹以上の犬を飼育する家があり、悪臭や騒音の苦情がある」と警察に通報。その後、地元保健所が検査や勧告を繰り返したが、改善されなかった。
221匹のうち、201匹は動物愛護団体や県動物愛護センター、一般の引き取り手に譲渡され、12匹は女性の長女が引き取り、残る8匹を女性が引き続き飼育している。
家族の元に、20匹残されている事を、記事を読み知りました。
書類送検された女性(63才)は、始めに 13匹飼い 知らないうちに増えた・・・と、供述している女性63才!
なんとも、寝言をおっしゃる様な元飼い主。
サツキやナッツ220匹もの犬たちが、劣悪な環境に置かれていたか、ナッツの片目は怪我から視力がありません。
サツキは、酷い皮膚炎から背中がずる剥けでした。
きっと、弱い子は食べ物に有りつけず、怪我から命を落とした子も居たと思います。
寝言を言ってる飼い主は、130匹位かと思っていた!
90匹の差
命の重みも解らぬ女性63才
8匹というと、一般家庭で飼育するには、そこそこ多く思います。
【NHK放送より】
また、知らないうちに・・・
鼬ごっこが始まりそうです。
せめて・・・
センターのお力を借り、避妊去勢とワクチン接種をしてあげて欲しいと、切に願います。
週明けに、センターに進捗状況を確認させて頂きます。
動物愛護センターに収容された、199匹は全頭 千葉県動物愛護センターの認定団体が保護致しました。
急な、レスキューだった為 天尾自身は仕事に従事していたので、向かう事が出来ませんでした。
千葉県支部長を務めて頂いていている、やよいママが急遽向かって下さいました。
ナッツ君は、遊び好きで元気いっぱい(過ぎる時もアリ)に、里親様の優里さんに迎えて頂きました。S様ありがとうございます。
サツキちゃんは、本部に長期戦で滞在して貰っています。
私と家族は、サツキの素直さや
一所懸命 お話を聞いてくれて
ルールを理解しようとする様子が、愛しくて成りません。
ゲージからの室内脱走もしなくなりました。
何より、優しく 遊び好きです。
水頭症のマロンが、腰かけても怒らずジートです。
肌寒い朝は、遠赤外線暖房を知らず、
上に乗っかり、お尻から温めています。
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この暖房の製品名は【暖話室】熱くならない暖房器具なんです。動物病院さんでお勧めして頂きました。
サツキちゃん、、、、私の傍で寝息をたてる事もあります。
でも・・・
触る事が出来ません。
呼び戻しが出来る様に成りましたが、
鼻先で【チョン!】とやっと触れる位です。
お散歩のレッスンは、抱きかかえて(捕まえ)ダブルリードをして、玄関先でも、脱糞・・・もの凄い量でビックリ!
当然、地面に降ろすとパニックで、捕獲器で捕まってしまった野生動物の様にバク転側転 握りしめるリード2本を手からすり抜けない様必死です。
敷地内のテラスでは、風を楽しめる様に成りました。
もうしばらく、本部で人馴れと呼び戻しをレッスンさせて頂きます。
運動神経抜群の優しいサツキ
優しい家族に巡り会えるまで、ご縁を待ちます。
私は、常々思っているのは。
動物を飼う
犬猫を飼うとは
命をお預かりする事
子供た達は飼い主を選べません
迎えて貰った お家によって
天と地の幸福の差があります
命は平等です!
心と体が健康で、経済的 お家のスペース 生活リズムを加味した上で、命を迎えて頂きたいと、切に願っております。
一般社団法人ワン・モア・フィールド
天尾 奈美子