皆様、日頃よりワンモアっ子にお心を寄せて下さいまして、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
レスキューから1週間が過ぎました。
ご報告が遅れ遅れになってしまって、ごめんなさい。みんな、可愛い笑顔を見せてくれる様になりました。
毛玉とウンチまみれで、盆地なので冬は雪が積もり、夏は日本で有数の猛暑となる地域に外飼いされていました。
私の知っているブリーダーさんとは雲泥の差・・・切ないレスキューでした。
保護当日の写真です。
血液検査、メディカルチェック、全頭妊娠の可能性が払拭できず腹部エコーをかけて頂いています。
ポメラニアンの女の子 カナちゃん
体重 2.0Kg 子犬さんの様に小さい子です
年齢 推定8才位
毛色 クリーム
血液検査 特に問題なし
ご飯 フィッシュ4ドッグ製のウエイトコントロール(油抜)+手作りご飯+デビフ缶トッピング
フィラリア 陰性
ワクチン 混合ワクチン6種接種 3/13
検便 異常なし
耳ダニ +全頭 ホームドクターの元駆除+シャンプー後レボリューション塗布
心雑音 レベル3~4僧帽弁不全症
目 問題なし
歯 歯石除去 避妊手術の際施術
マヅルが短く顎が狭いです
皮膚 乾燥しています
パテラ グレードⅤ
避妊手術 3月21日予約
乳腺腫 大あり 3月21日予約
マイクロチップ 避妊手術の際施術
会陰右側にあり
3月13日にホームドクターに、血液検査、エコー等を施して頂きました。
しかし、会陰ヘルニア付近の腹膜の筋肉が薄く弱い為、施術にはステントが必要な程です。心臓の雑音もあるので、CT等の設備が整った動物病院に、3月14日で精密検査をして頂きました。
ナナちゃんの心臓手術も施して頂いた病院です。ナナちゃんの抜糸もあったので、2子と向かいました。
検査結果は、会陰ヘルニアには膀胱が出ていました。
でも、凄腕ドクターは 乳腺腫の手術を先行した方が良いとの事でした。
そう・・・
万が一悪い腫瘍ですと、、、早々に切除しないと転移してしまうと、体が小さく、心臓の悪いカナちゃんには、麻酔の負担は怖いとの事です。
①、乳腺腫の切除と避妊手術
②、会陰ヘルニアにステントを入れて縫合と歯石除去
麻酔時間が長いと、体への負担が多きので 短時間手術を2回に分けて行って頂く事になりました。
3月21日(日)午後から執刀となります。
手術日まで、心臓が楽に成る様に投薬をする事になりました。
今回のレスキューは、ブリーダーの廃業から全頭保護を条件で受け入れました。
交渉中は、40匹のワンちゃん全頭レスキューするお話させて頂いて、ワンモアだけではキャパオーバーとなります。協力団体さんにご相談させて頂いて現地に向かいました。
現地に着くと、一般方に書類を取り交わす事もなく、20匹近く渡していました。数時間前にお話ししたのに・・・。
状態の悪い子ばかり残されていました。
カナちゃん以上に状態の悪い子もいます。
「可愛がっている子」と、豪語されていました。
可愛がるとは何?
ご飯とお水と餌は、大きなボールに置き餌されていました。
弱い子は痩せていました。
ある意味、たっぷり餌が置いてあるので、太ってパテラの子が多いのです。
しかも、暑さに弱いポメラニアンさんを外飼いし、男の子も女の子も、一緒の犬舎で暮らしてました。
子犬の頃に保護した子は、ある意味 ペットショップよりも、私達の元で育った方が心豊かに幸せに思います。
そして、子犬さんや若い子には、お陰様で応募が殺到します。
また、若い子を希望されるご高齢者様が多くいらっしゃいます。
ワンコさんは、15才~20才生きてくれます。
終世飼育をして頂くには、健康寿命を加味して頂きたくお願い致します。
『万が一の時は 遠方の娘が引き取ってくれます!』と、アンケートに記載されます。
しかし、ワンコさんにとっては一緒に住まわれていなければ、知らない人なんです。
そして、ワンコさんも晩年病気をして寝たきりに成る事もあります。寝たきりのワンコさんを、本当にご家族が引き取って下さるのでしょうか?
シニアさんは、本当に愛しく可愛いです。
長年一緒に暮らしていると、お漏らししたり 痴呆になると、一層 愛おしくなります。
センターに持ち込まれるワンコさん猫さん、飼い主の主張は 病気をしたから、高齢になって面倒が看れないから・・・。
成犬からシニアさんは、穏やかで愛おしいです。
命は平等です!
みんなに、平等に幸せが訪れますように!
皆様、お願いばかりで申し訳なく思います。
ワンモアっ子の幸せ探しの応援を、どうぞ よろしくお願い致します。