皆様、日頃よりワンモアっ子へ温かい応援を賜り、感謝の気持ちでいっぱいです。厚く御礼申し上げます。
この3~4年、障害傷病を持つ子犬さんの保護が出来る様に成りました。協力団体様の根気強い働きかけのお陰様です。それまではきっと・・・胸が締め付けられます。
※ペットショップのバックヤード!多くの皆様の目に留まり、知って頂けます様に、願っています。
①右耳介欠損のブラックのプードルmixの女の子 レアナちゃん
トイプードルmixの女の子エレナちゃん
体重 1.8kg
年齢 推定生後6ヶ月半
毛色 ブラック
6種混合ワクチン
フィラリア陰性
耳ダニ (-)
検便問題なし
心臓雑音なし
血液検査
皮膚炎の菌検査(-)
パテラなし
耳介の欠損により不要犬とされた子犬さんです。
①ホームドクターにレスキュー後直ぐに診て頂きました。
生まれつきの耳介欠損との診断でした。耳の穴が小さいく、少しお顔が揺れていたので・・・
②脳神経に強い、Y動物病院の院長先生に、精密検査をして頂きました。
2つの動物病院の院長先生に、きちんと診て頂きました。現在判る、全てを開示させて頂いております。
《レントゲンの結果》
右耳→耳道が無い状態と思われる。聴力がない確率が高い。
左耳→耳道狭いが鼓膜から内耳〜脳の抹消神経まで繋がっているが形が歪んでいて、通常の犬よりも聴力が弱いと思われます。
【犬の耳のつくり】私達家族の身体のお勉強
耳は大きく分けて3つの部分から成り立っています。人間と同じく、外側から外耳・中耳・内耳。
「耳」の形として見える部分は耳介と言います。外耳道は人間と違ってL字に似た形となっており、耳の入り口から縦の部分を垂直耳道、途中から横に向かう部分を水平耳道と言います。
中耳を構成するのは鼓膜から鼓室、耳小骨、耳管までで、耳小骨はつち骨・きぬた骨・あぶみ骨という小さな3の骨によって成り立っています。耳管(=エウスタキオ管)は咽頭までつながっていて、外耳と中耳の気圧を調節しています。中耳に隣接する内耳には蝸牛(=うずまき管)と半規管、前庭があり、聴覚に関係するのが蝸牛で、平衡感覚に関係するのは半規管と前庭です。内耳はその形や働きが複雑なことから「迷路」と呼ばれることもあります。
音が「聞こえる」ということは、音から発生する空気の振動(=音波)が伝わるということ。耳介の中に入ってきた空気の振動は鼓膜に達すると、すぐ隣にある耳小骨に伝わり、それがさらに内耳の蝸牛に伝わって、蝸牛内部のリンパ液を振動させます。
蝸牛の中にある繊毛細胞がその振動を感知し、蝸牛神経を経て大脳中枢部に送り込まれることで「音」として認識するというわけです。
《エレナちゃんのお耳》
三半規管の入り口の、鼓室の形状が小さく不完全な状態です。結果、聴力が弱いと思われます。
また、三半規管の形状から、お顔の揺れになってしまっているのでしょう、、、。MRIを撮っていないので、断言は出来ませんが、眼振もないので、脳神経に問題はありません。
聴力は弱いのですが、生活に支障もなく、
健康に暮らせる子です!
っと、言うよりも 元気いっぱいです!
明代さんが、大切にケアして下さっています
いつも、大変な子を トレーニングやケアをして下さり、里親様にお繋ぎして下さる、頼りになる信頼できるメンバーさんに感謝です
エレナちゃんは、神奈川県東部、東京都内での里親様募集とさせて頂きます。どうぞ、ご理解を下さい。
ご質問は、メールでお願い致します。→★
応募は、アンケートよりお願い致します。
とっても、キュートで可愛い
エレナちゃんの幸せ探しの応援を宜しくお願い致します。
ワンモアフィールドは、小さな団体です。
子犬から老犬、傷病障害のある子 状態を選別する事無く、保護受入れております。スタッフ一同、精一杯 心を込めてケアさせて頂いております。どうぞ、ワンモアっ子の探しの応援を宜しくお願い致します。