横浜市動物愛護センター
【迷い犬】収容保護されていた、マルチーズのミクちゃん 元飼い主さんがミクちゃんを迎えに来る事は、有りませんでした。横浜動物愛護センターでは、出来るだけ迷子さんは、飼い主さんの元にお返しする為に、収容期限後 約1ヶ月 センターで保護されています。ミクちゃんは・・・約1ヶ月半 センターの個室で過ごして居ました。
ブログ中盤以下に 傷口等の画像を添付しています
真っ直ぐな視線 漆黒な瞳・・・
ミクちゃん どれだけ不安な時をすごしたのでしょうか?
センターから引き出した日に、
職員さんから『先日、シャンプーをしたんですが、鋏やブラシを嫌がりました。ブラシに威嚇をして、歯を当ててましたが、その他は気になる事もなく、甘えん坊な子です!』と、伺いました。
私とメンバーは、時々怖がりさんで、怒りんぼうさんは居るので、ゆっくりケアしていこうね! 話しながらセンターを出ると動物病院さんに直行し、問題なくメディカルと混合ワクチンの接種をしていただき、帰途につきました。
メンバーの明代さんは 大切にケアをして下さいました。お散歩の練習まで出来るまでになっていました。でも、ブラシや鋏は怖がるのでゆっくりゆっくり心のケアをして下さいました。
獣医さんと相談をして、9月1日に避妊手術などをお願いしました。
退院の日に、明代さんと一緒にミクちゃんを迎えにいきました。
獣医さんとスタッフさん『ミクちゃん、確かにブラシを怖がっていました。時間を掛けて安心して貰うしかないですね、そして、お腹の傷を舐め崩しそうになるので四六時中カラーをつけていたけど、お腹を舐めたいのに舐めれなくて、尻尾をカジカジしてしまうんだ!可哀想だけど2重のカラーをつけたよ!』
ミクちゃんの尻尾には、血が付着していました。
ミクちゃん 不安なんだよね、気になっちゃうよね
ミクちゃんは、大好きな明代さんに抱かれて帰りました。
そして、一昨日 本部にメンバーさんが集まったときに、明代さんがミクちゃんを連れてきてくれました。私が抱いて、体をくまなく触診すると、腰から下を触ると嫌がり、尻尾の付け根をさわると『キャン!(痛い)』歯を当ててきました。尻尾が痛がっているのが判り、動物病院さんに向かいました。
ミクちゃんの尻尾・・・
ガジガジから尻尾の先が黒く・・・壊死していました。
手術後 1週間なのに・・・
自分で糸を引きちぎっていました
そのまま、入院させて頂くことになりました。
ミクちゃんの異変に早々に気がついてくれた、メンバーに本当に感謝します。
獣医さん
『お腹の傷が気になって、舐めたいのに舐めれなくて、尻尾に気が行って噛んでるね、なんで、ここまで・・・尻尾の先は壊死しているから、断尾するしかないね、お腹も引きちぎっているから、もう一度 皮膚を切って縫い直すしかない、何でここまで・・・』
急遽 入院し手術を9月10日(日)に手術をして頂きました。
9月10日 譲渡会の日です。
譲渡会を終えて、片付け済ませ 私と明代さんは、動物病院さんに向かいました。
ミクちゃんは、横たわり 静かに休んでいましたが、私たちの気配に気がつき、仮ママの明代さんに啜りよってきます。
ミクちゃん・・・
先生から傷口を見せて頂き、病状を伺いました。
お腹は、綺麗に縫合されています。
ミクちゃんの尻尾は・・・
ヨークシャテリアさん位の長さに、
断尾して頂きました。
ミクちゃんは、痛みから解放されてでしょうか?
穏やかにしています。
断尾した尻尾です。
ミクちゃん 怖い事 痛い事ばかりで
本当に辛かったね
もう、誰もミクちゃんを叩いたり
置いてきぼりになんて しないから
不安に成らないで・・・
ミクちゃんを守ってくれる
全てを知って 受け入れてくれる
家族を待とうね
もう、大丈夫なんだよ
そう、ミクちゃんはワンモアっ子だもの
沢山の皆様も応援してくれるから!
ねっ ゆっくり 傷を治そうね
皆様、ミクちゃんの応援と、少しのお力添えを下さいませ、よろしくお願いします。そして、優しい里親様の下 これからは穏やかに過ごしてもらいたいと願っています。