久しぶりの更新になります。
ここのところ忙しく、当分スローペース更新の予定となります。
PCのマザーボードが突然壊れたり等、いろいろトラブル続きで、早く収まってほしいところです。
今日ご紹介するのは、過去に仕事で描いた背景画。
時代劇風景・大名屋敷です。
江戸時代の情景はかっての宿場町や寺社などに今日も、意外とよく残されています。
では逆に現代失われて見ることができない景観は何かと考えるとその一つが大名屋敷、いわゆる封建諸侯が江戸に構えた江戸屋敷という事になるのではないでしょうか。
江戸時代は幕藩体制と呼ばれる徳川将軍家を頂点とした支配体制が確立しており、各地方に住む大名は妻子を人質として、将軍家のお膝元である江戸に差し出す事となります。
こうした大名家の家族とそのサポートをする役人の住まい(藩邸)が江戸には整備されており、このような都市施設はほかの街では見られない、江戸独特の構造です。
今日、こうした建物は都市の近代化により早くから姿を消し、今では全く見ることができません。
当時の江戸はこうした藩邸に勤める役人(多くが独身・単身赴任の男性)が多く住んでおり、その結果人口における男女比が約7:3と非常に歪な都市でありました。
その結果こうした男性への娯楽・サービスが盛んとなり、吉原のような巨大歓楽街が誕生する事となったのです。
さて、今回の絵の元となった画像は地方に僅かに残された武家屋敷の中から、かっての江戸屋敷を彷彿させる長大な長屋を伴った建物を探して、参考としました。
下の画像の建物は萩に現存する武家屋敷の一部で観光協会のサイトより引用しております。
江戸にあった大名屋敷はこれより数倍の規模はあった筈で、長屋が二階建て構造となっていた物もあったようです。
こちらよりむしろ金沢城の五十間長屋のほうが、かっての大名の江戸屋敷のイメージを彷彿させるかもしれません。
金沢城五十間長屋→☆
2014年ComicStudioを使用して作成
※こちらのページでの武家屋敷画像は萩市観光協会の公式サイトより引用しました。
※このブログで使用している画像の無許可転用はお断りしております。



























