
こんばんは。
中田です。
梅雨入りして、雨ばっかりかと
思いきや、ここ数日は晴れて、
嬉しいですねっ!!
むしろ今日は暑くて大変でした。
この間、写真を整理していたら、
去年行った竹田城跡の写真が出
てきました。
竹田城跡といえば、大河ドラマ
「黒田官兵衛」でのロケ地とし
て有名ですね。
正直、石垣と美しい眺望以外に
は何もありません。
ですが、地震大国日本で、これ
だけしっかりと石垣が残ってい
るのが素晴らしい!!
竹田城の石垣は「野面積」と言
う技法で造られているんですが、
ちょっと説明しますねっ。
「野面積」は自然石を使って積
んでいて、結構隙間があります。
ですが、「野面積」の石垣とい
うのは、石垣の表面から、30セ
ンチくらいのところで石が接合
しているので、その距離分動く
余裕が出来て、地震があっても
なかなか石はズレ落ちないんで
す。
つまり、隙間があると、それが
地震が起きた時に石が揺れても
力を吸収する「免震構造」にな
っているわけです。
と、工学的な話をしてしまった
わけですが、地震大国日本にお
いて、このような技術が生まれ
たのは、必然だったと思います。
現代技術の礎ですね。
現在は、かなり観光化されてし
まった竹田城跡ですが、少し
違う視点で見に行き、披露する
と、モテること間違いありませ
ん。
江戸城と比較が出来れば、イチ
コロです。
と、今週は豆知識。
では、また来週。