こんばんは。
ディレクター和泉です。
本日、日本橋にある会社経営者の方の不動産ご購入について、
ご相談に乗って参りました。
とても素敵な感覚の方で、今後が楽しみです。
打合せ中に出てきた話ですが、欧米では超高層マンションに
対して、建築側も居住者も、ネガティブだよね。
という話になりました。
代表の的場が昨年、欧州視察に行った際の話や、
イギリスやフランスの法規制の例なんかを交えてお話し
していたのですが、日本との考え方の違いに驚かれていました。
それもそのはず。
日本で暮らしていたら、はもはや再開発の代名詞的な
超高層マンションに、疑問すら抱かないでしょうから。
ですがこれは世界的にみると、とても稀有な状況なんです。
(マンハッタンやドバイ、中国など一部を除く)
因果関係は明らかにされていませんが、流産率やアレルギー
疾患、神経症などは、高層階に住まわれている方に圧倒的に
多く発症している、という報告が各所でされています。
「高層マンションシンドローム」という本が出版されている
位ですから。
ではなぜ、日本では超高層マンションの建築が止まらないの
でしょうか。
正確な理由は分かりません。
供給側にとってドル箱の超高層マンションに対して、
支持を受けている政党は規制を掛けられない、という業界の
体質なのかもしれません。
そうであれば、エンドユーザーにとっては全く持ってひどい
話ですよね。
新耐震・旧耐震などの、分かりやすい政府が決めた数値で
しか語られませんが、本当にそれで良いんでしょうか??
と、こんな話を知ると思ってしまいますよね。
加えて私は単純に、見上げた時に空が狭いのが耐えられない
のと、高層階から見る景色が、東京タワーで見ればいい。
と思っているクチですが。