
空間ディレクター和泉です。
先日お引き渡しをさせていただいたお宅は、
とても有機的な、豊かな庭が広がっています。
庭って、毎日使う訳でもないですが、
視線の先にあるだけで、とても落ち着きますよね。
マンション自体は壁式工法だったため、
あまり大きく間取り変更は出来ませんでしたが、
壁式工法を利用して、緩やかなつながりを楽しむ空間を
創りました。
玄関からまっすぐ進む視線の先には紅葉を植えました。
これからの時期は特に美しく赤みを帯びていくはずです。
床には「アカシア」の木を採用しました。
最近分譲マンションでは主流になっているイミテーションの
木目とは、「足触り」が絶対的に違います。
足裏で感じる感覚は少し柔らかく、
床暖房が入っていないにもかかわらず、
なんだかほのかに暖かさを感じさせます。
イミテーションが良い悪いの話ではなく、
足裏など、自分のディテールで感じる感覚には、
やはり嘘はつけないんだな~。と思いました。