
こんばんは。
和泉です。
今日は、南麻布にある古民家を訪れました。
現在売却中の古い戸建てなのですが、
基礎は意外にもしっかりしていました。
3.11では、擁壁こそ一部損傷したものの、
建物自体に大きな被害は無かった様です。
今日、室内を見学された方と話していたのは…
資産価値としては既に減価償却されて、価値はないという事。
でも、
良い部分は生かしながら、手直しして豊かに暮らすという
生活価値は、計り知れないという事。
庭とレベルをあわせて有機的につなげてあげる事で、
とても素敵な縁側が誕生するという事。
画像のシーンは、大人達の酒盛りに最適であるという事。
坂の途中に位置する為に、景色が立体的であるという事。
この物件は、相対的に見ると、良いところと悪いところが混在します。
いや、この物件に限らず、全ての不動産では同様の事が言えるでしょう。
一言で価値と言っても、経済的価値、税務上の資産価値、
生活価値など、様々な価値があります。
偏った視点のみで判断しない様にしたいですね。
空間ディレクター
和泉