こんにちは、三井です。
日本の住宅業界では長く新築崇拝主義の時代が続いてきました。
庭付き戸建てを購入するのが人生の目標。
成功者のステータス。
そんな風に皆、考えておりました。
そんな考え方も、はっきりとした変化が訪れているようです。
いわゆる「ゆとり世代」と呼ばれる世代に将来的にマイホームの
購入を検討しているかという質問に対して6割近くが検討する、
さらに購入を検討している8割が中古住宅を検討すると回答しています。
彼らの親世代は、中古住宅の検討に対して半数以上が一斉検討しないと
回答しています。
これには、中古住宅に対してのローンが整備されていなかったり、
リノベーションの考え方がまだ広まっていなかったなどの
理由が考えられます。
新築を立てるスペースも限られてきて、住宅市場はストック市場へと
今後転換していくでしょう。
その中で、価格・立地・広さ・住宅の状態など住まいの条件面を重視した
堅実な選択が今後は求められていくでしょう。
(三井)