こんばんは。
空間ディレクター和泉です。
最近、特に不動産選びのフェーズにいる
クライアントさんと話す時に、この言葉を
耳にする事が多いです。
その言葉とは、「リスク」。
昔は、大手企業に働いている事が、最もリスクが
無いと信じられていたが、今はSONYだってSHARPだって、
Panasonicだって安泰では無い時代に突入しています。
就職において、最大のリスクヘッジと言われていた
公務員さえも、給料、ボーナスカットと相次いでいる
状態。
実は不動産の舞台で言うリスクも、大多数が考えている
リスクとは、少し違った見方があるのです。
通常はリスクヘッジを考えがちですが、実は何かの
リスクヘッジをするという事は、相対的にみると、
何かのリスクをテイクしている事になります。
要は、リスクのトレードオフをしているだけなのです。
そしてそれは、雑誌で語られるようなマス向けのものは
既に淘汰され、よりパーソナルになり、個人のライフスタイルや
考え方、哲学などに帰属するものとなってきています。
例えば、中古マンション×リノベーションはその顕著なものと言えます。
築年数が古い物件を購入するという事は、建物のライフサイクルからの
視点で語ると、リスクが増大します。
新築を選ばれる方からすると、なぜそんなリスクを自ら取るのだろうか?
と不思議に思うかもしれないですね。
一方、経済的視点からすると、飛躍的にリスクヘッジとなる事も事実。
エリアによっては、箱×リノベーションコストの合算で、新築の6割程度に
収まる事も稀ではありません。
要は何が言いたいかというと、
何がご自身にとって大切で、どう生きていくのかをしっかり見つめなおし、
一つ一つの事象(リスクと置き換えてしまうもの)について両側面ある事を
知り、その上で選ぶ、という事です。
これは、なかなかタフな作業ですので、是非専門家の力を借りてください。
私達NENGOも、喜んでお手伝いさせていただきますので、お声かけくださいね。
by 和泉