こんばんは。
先日、綱島駅にある昔ながらの喫茶店で、
建築家の三浦さん(「こっそりごっそりまちをかえよう」著者)と、
港北区の地主さんと会食する機会をいただきました。
お題は、資本による街の変革と、住民側からの街興しへのコミットの仕方。
ま、こうやって文字化してみると少々お堅い題材のようですが、
要は、
街にクリエイティブなコミュニケーションを誘発し、
街の持つ性格を、その街の本来持つ歴史や文化や風土に
照らし合わせて形成していくための、ボトムアップ活動です。
地域への愛着を持ち、街を好きになってもら。
自分の住む街が、素敵で、気持ちよく。
とまあ、そんな感じです。
話し合いは非常に有意義で、今後の綱島の街並みに対して、
非常に期待の持てるものとなりました。
会食の会場に選んだのは、綱島で地域の皆さんから
親しまれていると評判の、喫茶店「アデリータ」。
何の変哲もない雑居的なビルの2階にある喫茶店ですが、
お客さんがひっきりなしに入ってき、とても活気がありました。
何とかバックスももちろん良いけれど、昔からその土地に根付いた、
こういった、街の歴史を脈々と受け継いだ喫茶店が増えると、
街から個性が消えないんだけどな。。
と思いました。
最近はどの街を訪れても、松屋があり、マクドナルドがあり、
大手チェーン店ばかりが席巻しています。
そうすると、街の持つ性格や雰囲気が、かなり似寄ってしまい、
特徴のない、何の変哲のない街が出来上がってしまいますよね。
綱島は、綱島らしい素敵な街並みを持続してほしいと思いました。
そのために、私たちは「つなしま不動産マーケット」という不動産店舗を
運営しています。
街並みを美しく。
これからも、その気持ちを常に持ち続けていきたいと思います。
