中古マンションは、その築年数を問わず活発に取引されております。
古いから売れないということは、決してありません。
よく旧耐震だから売れない、という業者がおりますが、
それは、「売る術を持っていない」もしくは
「中古マンションのことをよく知らない」と読み換えられるだけです。
一般的な不動産業者は、不動産の取引に終始するのみのため、
最も大切な「管理や修繕」そして「愛されているか否か」などを
読み解くリテラシーがありません。
なので、分かりやすく「ハードウェアが古いか新しいか」のみを
判断材料とします。
エンドユーザーの編集能力が飛躍的に向上している昨今でも、
取り扱う仲介業者のリテラシーが向上しない限り、
この錯覚は続くと思います。
賢い売主は、もはやそんな業者を選んではいけません。
業者規模の大小ではなく、自分のマンションを売却するターゲットが
もつ考え方や言語を咀嚼できる不動産パートナーを選ばなければ
なりません。
それが、「大切に、愛され続けている住まいを住み継ぐ」という
文化的な行為につながります。
単に、「下取り業者に売って終わり、はいさようなら」
では寂しいではないですか。
結果として、誰のためにも(自分のためにも)なりませんよ。
売却のご相談は、お気軽にどうぞ。
空間ディレクター
和泉