こんにちは、三井です。
今月21日に(社)高層住宅管理業協会が
「旧々耐震基準マンション耐震化フォローアップ」実施結果を発表しました。
旧々耐震基準とは昭和46年の建築基準法施工例改正以前で
よく話に出てくる旧耐震基準(こちらは昭和56年6月)より更に古いマンションです。
調査結果、耐震診断実施率は上昇していますが、耐震改修実施の率が増えていないようです。
背景には、自治体での助成制度の普及してきたことが一因としてあるようです。
ただし、耐震改修に関しては費用面での折り合いがつかずに断念するケースが多いようです。
やはり行政などの助成制度や融資制度の抜本的な対策が必要になります。
都内だけで築40年以上経過したマンションは2500棟近くあります。
しっかりとした修繕計画がなされ耐震補強を実施しているマンションもある中で、
杜撰な資金計画のマンションもチラホラと。。。
国の援助制度に目を向けつつマンション毎の管理体制はやはりしっかりと
見ていかないといけない問題です。