ポーターズペイントの想い その① | おんぼろ不動産マーケット STAFF BLOG

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弊社ポーターズペイント事業部発行の
メルマガより一部抜粋。




『家に愛着を持てない日本人』

日本は空気を楽しむ民族でした。

「侘び、寂び」などの言葉のように、
現代の私たちの中に根付く、
日本の空気(ニュアンス)があります。

それゆえ外国からも日本の文化の美意識の高さが、
今も評価されています。


さて皆さんはその「空気」を忘れてはいませんか。

なぜ今の日本人が『空気』に関心が無いのか?

1つの理由は、住環境にあります。

傷が付いていない、ツルツルで新品なのが当たり前。

そんな文化が日本には今、根付いているのです。

その原因には、ビニールクロス(塩ビクロス)や、
塩ビ系の床材にあるのはないでしょうか。

塩化ビニールは、プラスチックです。

プラスチックは劣化しやすく、汚れもつきやすい。
また熱電導率が高いため、肌が冷たいと感じやすい素材です。

すぐに取り替えれば良い。
そんな考えもあると思います。

しかし実際のところ住んでいる中で取り替えると、
施工業者に頼るなど一苦労なのです。


一方、畳や無垢の木は、肌触りがとても気持ちが良いです。
そして安心感や温かさもあります。

使い捨てというよりも1つのものを長く使うことのできる素材です。

例えば、無垢の床材などは、
汚れやシミは削って修復し同じものを使い続けます。

また長く使うことで味が生まれます。


想像してみてください。

私たちは30年後に劣化したビニールクロスに囲まれながら
気持ち良いと感じるでしょうか。

日本でのビニールクロスの普及率は9割以上。
一方海外ではペイントが主流です。

ペイントの場合、家族で壁を塗り替え、
「家を大切にしよう」という思いが生まれます。

日本以外の国々でペイントが愛される理由は、
長く使える素材だからではないでしょう。

そして日本人はビニールをキレイに保つことに気を取られ、
家に愛着を持つことを無意識に忘れてしまっているのでは、
ないでしょうか。

ご自分の家です。

長く使う家だからこそ、愛着の持てる住環境に
とことんこだわってみてはいかがでしょうか。


HP:
http://www.porters-paints.com/