こんにちは。
空間ディレクター和泉です。
単なる賃貸住宅に食傷気味で、
単なる量産型の、最大公約数向けの物件に辟易しており、
どうにかして、賃貸でも自由に、クリエイティブに住みこなしてやろう!
と考えてる人だけ、読んでください。
板橋で、ぼろぼろの一軒家の賃貸物件(シェアハウス)をプロデュースしました。
自分を指名してくれたからには、普通のシェアハウスは期待されていない、
と思い、また、コストもなかなかタイトだった事から、かなりアヴァンギャルドな
提案をして、それを受け入れてもらいました。
どんな内容かというと‥‥
押入れだった部分を、そのままキッチンに変えています。
コスト削減の為に、照明のシェードを、サラダとかを入れる、ボウルにしています。
コミュニケーションを図りやすくするために、黒板塗料を壁に塗り、
壁自体が黒板として、連絡版の役割を果たすようにしています。
しかも、入居者がその塗装を、自分たちで行い、その作業を通して、
更にコミュニケーションを図る。
そんなシェアハウスです。
自分で塗装した部屋であれば、入居者は大切に使います。
完成前から、三組の入居者の成約がありました。
ここに住む人たちは、多少の煩わしさがあったとしても、
それでも人とのつながりを持とうとしています。
1人で家に帰って、テレビを観て、お休みも言わずに寝るよりも、
人と過ごす時間と、受ける影響に、価値を見出しています。
今回は、そんな生き方を、デザイン、という形でプロデュースさせてもらいました。
因みに、
そんな人と人とのつながりを、再度見つめ直す、
『むこうさんけんりょう隣の会』
というイベントが、今週末にございます。
要チェックですよーー↓
http://tsunashima.me/18556-entry.html

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