こんにちは。
空間ディレクター和泉です。
ただいま、カップラーメンをかき込みながら、
このページを開いております!
昨日、スマトラ沖で大地震がありましたね。
情報が錯綜しておりますが、明け方に起こった地震は、
マグニチュード8.6程度とのこと。
http://www.newsclip.be/news/2012411_034194.html
幸い、現在のところ死傷者の報告は無いようです。
ほっ。
このエリアは、2004年にもM9.1の大地震が起こっており、
当時は25万人以上の方が亡くなった大地震でした。
僕らは東日本大震災を目の当たりにしておりますが、
(個人的には「釧路沖地震」というのも経験しております)
今回スマトラのM8.6というマグニチュードも、世界的に見ると
相当上位な地震エネルギーです。
そんな中、今回の死傷者がいないという状況は、
一概に地震の規模によって、人の命が失われてしまう
ということと結び付かないんだな。
と改めて思わされる結果となりました。
日本では、旧耐震というひとくくりで語られてしまいますが、
関東では、東日本大震災レベルの地震で、影響のあった建物も、
なかった建物も存在します。
今、東大の研究チームなどに代表される地震専門家によって語られている
震度「7」の大地震が来たとして、旧耐震だからイコールNGなのかどうかって、
正直誰にもわからない話ですよね?
M8.6でも、死傷者はいない様ですから。
そして、新耐震だからと言って、安心!って思ってしまっている方が、
実は危険なのかもしれません。
だって、想定外の大地震を繰り返して、日本の法律は変わってきた
歴史的経緯があるので、今、新耐震だからと言って、
永遠に新耐震ではありませんよね。
「耐震」
とひとくくりに言っても、実はとっても根深い話なのです。
いずれにしても、簡単に「新耐震が良いな~」という簡単な問題でないことは、
知っておいた方が良いですね。
あなたが損をしないように!