がん患者とその家族 ~クリスの言葉~ | 茶髪でロン毛の医者夫と鬼嫁看護師妻の闘病記録

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入籍して三ヶ月で旦那の癌が発覚。
夫婦で闘病していたときのお話です。
彼の想いと私の願いを伝えるために、少しずつ綴っていきます。

実家に帰ってきたものの、当然英気なんて養えるはずもない。

 

 


実家では妹の一言にキレて大喧嘩。

 

 

 

 

親父とはつかみ合い、殴り合い寸前

 

 

 


お袋は号泣。

 

 

 


がん患者とその家族ってこういうものなのかと思いました。

 

 

 

 

 


誰が悪いってわけじゃない。

 

 

 

 

だから誰にも文句は言えない。

 

 

 


でも心の中では悲しみと、絶望と、やり場のない怒りがぐるぐるしてる。

 

 

 

 


ひどいもんでした。

 

 

 



週末は外にも出れず、昼夜を問わず涙がぽろぽろ出てきて仕方がない。

 

 

 


励ましのメールに感謝をし、食事が食べれることに感謝をし、

 

 

 

 
両親からいい友人を持ったといわれて涙を流した。

 

 

 


その反対に

 

 


週があけたら生検の結果が出る。

 

 

 

胃から癌が出たらどうしよう。

 

 


胃を切除しなければいけない。

 

 

 

もう二度とこんな食事は取れない。

 

 


そう考えるとまた涙が出てくる。

 

 

 


気持ちが落ち着かない。

 

 

 

涙が出たり止まったり。

 

 

 

情緒不安定。