93歳父の入院費用は請求額そのままの金額だった。
限度額は結局、
費用の約半分を占める食費などには適用されないとのこと。
当てが外れた。
支払う額は結構な負担だ。
限度額は年収の額に応じて設定されているはず、
ぎりぎりの線で支払いはできるが、
年金の額は限られているから負担感は大きい。
心配なのは入居している老人ホームの費用だ。
5月はまるまる1月入院していたから、
ホームにはお世話になっていない。
5月分の請求書が届いたので確認した。
家賃と管理費、電気代だけが請求されていた。
食費分は当然ながら引かれていなかった。
電気代は個室にテレビを置いているため、
別途負担することになっている。
テレビがなければ負担はない。
でも入院しているから使うはずはないのだが…。
思うのは家賃、管理費の負担は割引にならないかということ。
賃貸のアパートならいざ知らず、
高齢者相手の老人ホームだ。
病院に入院している間は2割でもいい、
できれば5割は割り引いてもらいたいものだ。
収入は年金だけの高齢者。
病院にもホームにも払うだけの経済的余裕はない。
入院が長引けば、
例え老後の貯えがあったとしても、
家計を圧迫すること間違いない。
せめて父が生命保険に入っていれば、
入院給付金で負担は軽減できたのだが…。