那覇バスセンターで「首里バス」に遭遇した。
緑色の車体。
降りたバスのすぐ前に停まっていた。
車体の色が見かけない色だったので、
側を通るとき見ると車体に首里バスの文字があった。
復帰前まで那覇市内を走っていた記憶がある。
後に那覇交通と合併して那覇バスとなり姿を消した。
昔はボンネットバスだった。
なぜ今ごろ首里バスが走っているのか。
那覇交通のホームページを開くと、
復帰50周年に当たる2022年に復刻号として運行したという。
運行は翌年の3月までとあった。
首里バスは那覇市内を走っていたので、
中部に住む私は目にする機会は少なかった。
旧盆や旧正月に那覇の公設市場に買い出しに行く母について行ったときにしか見かけなかった。
側を通る時に写真を撮れば良かったが、
その時はオヤッと思っただけ。
あまりに唐突だったので、
撮るのを忘れてしまった。
スマホを取り出そうとしたときは移動を始めていた。
だけど先の停留所に停まったので、
かろうじて首里バスと書かれた後ろ姿を写真に収めることができた。
左側面には大きく首里バスの文字があったが、
右側面にはなかった。
写真は考えるより先にシャッター押せ、
の鉄則を忘れていた。
格好の被写体を目の前にして撮り逃がしてしまった。
首里バス復刻号は予定を大幅に越えて運行しているから、
また目にする機会はあるでしょう。