土地建物の売却について不動産屋と相談した。
公庫と銀行の住宅ローン残高が不明なので確定ではないが、
大体の売り出し価格を提示してくれた。
6年前に買い手と合意した金額と同じだった。
「高くでうれますよ」
不動産屋は言うが、
いったいいくらを高くと言っているのか。
不動産を担保に借りまくった借金が5800万円。
住宅ローンは二つ合わせて2000万円以上にはならないはず。
当初借入額は計5500万円ぐらいだった。
35年ローンで残りがあと5年、だいぶ減っているはずだ。
銀行のローン残高について銀行窓口に問い合わせると、
金額を知りたいなら口頭で教えることができるという。
残高証明書は不要なので、後日教えてもらうことにした。
売却の際、
一番の問題は売れるまでの間、
家族はどこに住むかだ。
移転先は妻の実家にするつもり。
亡くなった義父が半身まひで車いす生活していたので、
ホームエレベーター付きで完全バリアフリーの住宅なのだ。
自宅は1階が駐車場で乗り降りの際、
雨に濡れる心配もない。
3階に貸し部屋があり、
家族連れが住んでいる。
4階建てアパートが1棟ある。
そこの1階、2階は薬局と学習塾が入っている。
アパートの部屋数は分からない。
われわれが引っ越すと義兄は引っ越さないといけない。
理解はなかなかむつかしいと思うが、
義兄には頭を下げて納得してもらうしかない。
妻は以前から実家に引っ越したいと言っていたので、
お膳立てすれば喜んで引っ越してくれると思う。
持病のパーキンソン病に触るといけないので、
借金返済のためというのは妻には伏せて事は進めたい。
アパートの一室が空いていればいいが、
義兄がすぐに引っ越しできないときはどうするか。
マンスリーマンションを検索したらとてもいい感じ。
値段は分からないが敷金、礼金などがない分、
アパート借りるよりリーズナブルかも。
荷物がなくてもすぐ生活ができるし。
でも費用がね。
利払いが月々27万5千円、
その上に家賃だから負担は大きい。
でも売れるまでの費用は友人が貸してくれるはず。
3カ月の約束は最初でしているので、
乗りかかった船、売れるまで面倒見てくれるでしょう。
売れれば、
貸している2300万円も一緒に戻ってくるし。
友人は来年1月に那覇新都心に新しくできるマンションの一室を買う契約をしているから2300万円が返ってきたら万々歳だ。
まずは義兄を説得しないといけない。