93歳父が元気になって退院した。

誤嚥性肺炎だった。

高齢者には命取りにもなりかねない病気だ。

 

今度で3度目か4度目の入院だ。

いずれも同じような症状で入院している。

 

もともと肺の機能は衰えている。

別の病院でもっと若いころ、

といっても70代ぐらいのとき、

肺気腫といわれた。

そのせいかも知れない。

 

孫娘の結婚披露宴の前に退院できて良かった。

 

もちろん本人は行けないが、

入院したまま、

家族全員が東京に行くのは心配だ。

高齢者は何が起きるか分からない。

 

大田昌秀元沖縄県知事が仕事でお会いして間もなく、

肺炎と呼吸不全で亡くなった。

92歳だった。

5、6年前の話だ。

お会いしたときはとても元気だったのに。

 

新聞の死亡広告欄でも肺炎の文字が多く見受けられる。

高齢者がほとんどだ。

 

救急車を呼んで病院に連れて行ってくれるなど、

老人ホームの的確で素早い対応のおかげだ。

そして病院の迅速な入院の判断と治療のおかげだ。

 

入院費用は今回、7万円あまりとふところ的には痛いが、

元気を取り戻せたからよしとしないといけない。