数日前、夢に出た人の訃報がきのうの新聞に載った。
顔写真付きで社会面下に出た。
新聞記者の先輩。
名前がなかなか思い出せなくて、
ああ誰だったかなあ、
誰だったかなあと頭をかきむしる夢だった。
同じ姓の先輩もいて、
この方はオピニオンのページによく投稿されている。
名前をみて、
先輩の健在ぶりを知る。
だから姓が思い出せないのが歯がゆかった。
目が覚めても思い出せないものだから、
しばらく忘れておこうと気にしないようにした。
最近は会社のOB会の総会でも見かけなくなっていた。
記事によると享年87歳。
介護施設で亡くなっていた。
姓は沖縄に多い姓。
亡くなった日が夢で見た日とほぼ同じだった。
私とは年の差20歳。
特に親しかったわけでもないのに、
亡くなる日の前後に夢に見るなんて、
不思議なことがあるものだ。
夢は何かの暗示という。
夢がグソー(あの世)のニービチ(婚礼)のきっかけになったことがある。
夢の内容が、あの世の曽祖父の心情を表しているとユタに言われ、
よそに行っていた曾祖母のトートーメー(仏壇)を我が家に迎え入れた。
だから夢はないがしろにできない。
しかも最近は夢をみなくなった中での不思議なできごと。
気に留めて置いた方がいいかもしれない。