手術室に行く前の高3息子の後ろ姿。

 

後ろはどうなっているかと気にしたので、

写真を撮った。

病衣の前後が逆になっているように見えるが、

手術用の着方なのだろう。

 

なにわともあれ、

息子の口腔内手術は無事に終わった。

 

病室を出てから戻るまでおよそ3時間かかった。

戻ってからは、

血液交じりの唾液が頻繁に出た。

ティッシュで取るが、離床までに2箱使い切った。

離床してからは自分で洗面所まで行って、

水で口を漱ぐことができた。

 

抜いた歯は病変部分の奥歯と、

4本の親知らずだ。

 

摘出した組織は検査に回された。

1週間から10日ほどで結果が出るそうだ。

 

しゃべるのも大変なようで、

ナースコールを持つ左手の人差し指を立てたら唾液を取る合図、

と自分で決めてこっちにやるように指示した。

 

結構な頻度で口元にティッシュを当てた。

病院が用意したビニール袋は血糊のついたティッシュですぐにいっぱいになった。

 

手術日、

朝食、昼食は抜きだったので、

夕食は完食するかと思ったがそうでもなかった。

 

術後24時間後に面会に行くと、

息子の顔は両ほほが腫れていた。

朝の体温は39度近かったそうだ。

解熱剤の処方で、熱は下がっていた。

それでも38度近い体温だった。

 

状態が良ければ早く退院できるかと息子は聞いていたが、

この調子だと無理かも。

 

微熱はあるが気分は悪くないというから、

明日以降の回復に期待して、

入院3日目の30分間の面会を終えた。