高校教科書に1200カ所の訂正があったという。
間違いは誰にもある。
教科書会社が防止できなかったのも解せないが、
検定合格を出した文部科学省もふがいない。
そこらへんの責任も問うべきではないか。
不良品に合格を出していいはずがない。
昔、新聞の広告で、
プレハブ住宅の価格が「500円」と出たことがある。
翌日訂正が出て「500万円」の間違いだった。
新聞記事の訂正はなかな根絶できない。
記者現役のころ、
訂正をいくつ出したことか。
徳川家康だったか、
「過ちて改めざる。これを過ちという」
と言ったという。
記事の間違いは、
恥ずかしくて知らんふりしたいが、
読者の目は欺けない。
訂正記事がこんなに大事になったのは、
数の多さにあると思うが、
一つの訂正も出さないよう、
改めて気を引き締めねばならない。