命の時間12 | Tommy's40Ave. ~おけいこ三昧~

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お茶にお料理、習字にアロマに英会話・・・歌舞伎にジャニーズetc・・・いろんなことに興味津々。

時間が足りないよ~(^o^)でもね、人生楽しまなくちゃ。いつまで続くか自分探し。広くて浅ーい、そんな私の独り言Diary

あなたの余命は1年です」
そんなことを突然いわれたら私はどうするだろう?

金曜日の朝、看護側にもう猶予がないので早めにベッドを用意できないかを打診。
どうやっても火曜日…

昼に母から泣きながら電話。

トイレに間に合わず漏らしてしまったと。
しかも奇妙な行動をしていると。
早く帰ってきて欲しいと…

元の病院に入れたいが、火曜日まで無理。
他の病院はどこに行かされるかわからない。
でももう、家では見られない。

どうするか…
救急車呼んで入れる病院に来れるか…
と昼休憩に悩んでいたら、

母から再び電話があり、
救急車呼んだ。元の病院に行ける…と。

えっ?ベッド空いたの???

その直後、主治医からわたしの携帯電話があり
「ベッドをなんとか空けてもらいました。しかも、前と同じ病棟です。ホントに良かった…なるべく早く搬送してもらってください!」

鳥肌がたった。
何か力がすっと抜けた…

「先生!ありがとう!ホントに…」
言葉にならなかった。
奇跡、ミラクル、トリプルアクセル並み。

午後からお休みをもらい、病院へ向かう。
弟も駆けつけた。

主治医と看護師、母と弟と私の面談。

病院に受け入れて頂いた事に感謝、医師も受け入れられてホントに良かったと言ってくれた。

でも、事態は深刻。

この土日が山だと。

夜間に見回りが昼より少ないので、ベッドから落ちないようにベルトをして良いか、とか延命処置をどうするかとか…
空きがあったら個室に移しますとも言われた。

家族の意思を確認しながら、いろいろなものにサインをした。

感傷に浸る暇もない。これが現実。

医師から私だけ事前に話を聞いていたけど、覚悟はしてたけど、早すぎる。

サインをするのに医師と2人になった時、多分、初めて弱気な発言をした。
「先生…早すぎるよ」

しかも仕事が来週から一番忙しくイベントのある週。この1週間だけは避けて欲しい。
父の生命力に期待するしかない。

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