Tommy's40Ave. ~おけいこ三昧~

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お茶にお料理、習字にアロマに英会話・・・歌舞伎にジャニーズetc・・・いろんなことに興味津々。

時間が足りないよ~(^o^)でもね、人生楽しまなくちゃ。いつまで続くか自分探し。広くて浅ーい、そんな私の独り言Diary


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あなたの余命は1年です」
そんなことを突然いわれたら私はどうするだろう?

4月13日水曜日

父は永眠しました。

土日が山だと言われましたが、月曜日も火曜日も何事もなく普通に話をしていたし、水曜日の朝も主治医と話をしていたそうです。

主治医の回診直後、容態が急変し、母と信頼しきってた主治医と看護師さんたちに見守られて息を引き取ったそうです。

余命宣言をされて丁度2ヶ月。
早過ぎる展開に医療スタッフも驚いていたようです。

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あなたの余命は1年です」
そんなことを突然いわれたら私はどうするだろう?


土曜日に叔父が見舞いに行って、何かを置いてきたと言うので、夕方、回収に行った。
今まで運転しなかったけど、この2ヶ月、何回運転しただろう?

病室に行くと、ベッドごとない。
???
検査…のわけないし。

ナースに聞くと、今朝から個室に移ったとのこと。
個室に入ると、追って2人の看護師が入ってきた。
娘だとわかると、主治医が来ますので少しお待ちくださいと言う。
別に呼んで欲しいとも言ってないのに?

しばらくすると主治医が入ってきた。

昨日の晩の様子や今朝の様子を事細かにお話してくれた。
「先生、身内でもないのになんでこんなに細やかにケアしてくれるの?」

「それは、ご家族の姿勢とお父様の人柄だと思います。私もたくさんのご家族に関わってますが、こんなに時間をかけて理解を深めながら進めているとケースは初めてです…ご家族の気持ちとか考えを素直に伝えてくれるので、こちらも頑張ろうって思ってるんですよ。ホントに勉強になります。」

そうなの?
私たちは甘えて言いたいこと、聞きたいこといってるだけなのにね。
私も先生たちの聞く姿勢を見て、感心して、勉強になってます。

でも、明日、日曜日は山かもしれません…

それは変わらないんですね…

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あなたの余命は1年です」
そんなことを突然いわれたら私はどうするだろう?

金曜日の朝、看護側にもう猶予がないので早めにベッドを用意できないかを打診。
どうやっても火曜日…

昼に母から泣きながら電話。

トイレに間に合わず漏らしてしまったと。
しかも奇妙な行動をしていると。
早く帰ってきて欲しいと…

元の病院に入れたいが、火曜日まで無理。
他の病院はどこに行かされるかわからない。
でももう、家では見られない。

どうするか…
救急車呼んで入れる病院に来れるか…
と昼休憩に悩んでいたら、

母から再び電話があり、
救急車呼んだ。元の病院に行ける…と。

えっ?ベッド空いたの???

その直後、主治医からわたしの携帯電話があり
「ベッドをなんとか空けてもらいました。しかも、前と同じ病棟です。ホントに良かった…なるべく早く搬送してもらってください!」

鳥肌がたった。
何か力がすっと抜けた…

「先生!ありがとう!ホントに…」
言葉にならなかった。
奇跡、ミラクル、トリプルアクセル並み。

午後からお休みをもらい、病院へ向かう。
弟も駆けつけた。

主治医と看護師、母と弟と私の面談。

病院に受け入れて頂いた事に感謝、医師も受け入れられてホントに良かったと言ってくれた。

でも、事態は深刻。

この土日が山だと。

夜間に見回りが昼より少ないので、ベッドから落ちないようにベルトをして良いか、とか延命処置をどうするかとか…
空きがあったら個室に移しますとも言われた。

家族の意思を確認しながら、いろいろなものにサインをした。

感傷に浸る暇もない。これが現実。

医師から私だけ事前に話を聞いていたけど、覚悟はしてたけど、早すぎる。

サインをするのに医師と2人になった時、多分、初めて弱気な発言をした。
「先生…早すぎるよ」

しかも仕事が来週から一番忙しくイベントのある週。この1週間だけは避けて欲しい。
父の生命力に期待するしかない。

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