〜ペイトー湖と氷河を巡る・アイスフィールド・パークウェイ・コロンビア大氷原ツアー〜
【バンフ国立公園】とは、世界で3番目に古いとされている、自然保護に重きを置く国立公園です。そして、3000m級のカナディアンロッキーの一部です。いわゆるカナディアンロッキーの入り口になりますね。
大自然に手を加えないということで、ゴミを捨てたり、動物にエサをあげるだけで罰せられるほど法律的にも厳しく管理されております。
また、もしも山火事が起きたとしても、基本的に人工的には消化せず、1ヶ月くらいに渡る雨や風などにより自然に消化されることもしばしばあるそうです。
食物連鎖や自然破壊、地球温暖化と色々も考えさせられます。
細かい話は抜きにして、
壮大なスケールに圧倒されること間違いないでしょう!
バンフ、ジャスパーの街はカルガリー空港からバス経由での移動となります。
その2都市を取り囲むように形成されるバンフ国立公園、ジャスパー国立公園。それらを総じてカナディアンロッキーと呼ばれております。
レイクルイーズやベイトーレイクという大きな湖がここでは有名です。レイクルイーズはリゾートホテルの前に位置し、ジャスパー行きのバスの小休止の際にも見ることができます。
しかし、なぜ、こんなにエメラルドグリーン色してるんでしょうかね!?
理由はどうやら、
この湖はレイクスと呼ばれ国立公園の中に複数個あります。いずれも山の頂上から流れくる雪解け水から成るそうです。
カナディアンロッキーの山の一角は万年雪と呼ばれ、富士山のてっぺんのごとし年中雪が積もっております。
そして何より、山の一角だけでなく、上流域の河時代が凍りついてる大氷原があります。
【コロンビア大氷河】
Columbia Icefieldは世界でも有数の大氷原の1つです。アサバスカ河の幅は1キロメートルもあり、なんとそれが凍っております。その凍った氷原をわずかな雪解け水が流れ落ち、それがゆく末に滝となり、流れ行くハドソン河となり、海へと広がっていきます。
そもそも、氷河とは、山地では重力、平地では氷の重さによる圧力で氷が流動するようです。その際、元地の地面が削られるのが特徴ですが、その削られた際ひ流れ往く雪解け水の中に、ロックフラワーが紛れ込みます。
ロックフラワーとは花ではなくflour(粉)の方で、いわゆる、氷河が削った地層の粉が混じっている雪解け水というところでございましょうか。泥に近いんですかね?
実は、このロックフラワーが太陽光に反射し、エメラルドグリーンに映るそうです。
また中流近くと下流近くでもエメラルドグリーンの色が絶妙に違うみたいですね。ミルキーブルー色っていってたかな?興味深い!
雪上車とスカイウォークのアクティビティが大目玉です。
【アイスフィールドパークウェイ】
ここでは、雪解け水などにより形成されたボウリバーが横に流れております。その河に沿った車道を辿り、コロンビア大氷原を目指します。
途中に、国立公園にあるアニマルオーバーパスを通り過ぎます。アニマルアンダーパスとは動物を守る柵のことで、動物が車道に誤って進入しないよう、シカや熊などの動物専用の歩道橋があります。5つ程の数が公園内にございます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20161003/11/onamashiginnan/99/0c/j/o0960053913763599509.jpg?caw=800)
これらは自然を守るための法律に則り作られたそうです。
当前とえば実際そうともいえるような法律ですが、例えば
◎自然を守る法律
ex)1.ゴミは必ずゴミ箱へ
2.動物にエサを与えるな
3.持ち出し不可(石ころ1つ)
4.施錠は必ず(高速道路への動物の侵入防止)
現地人いわく、過去これらのルールを守らない者が何人もいたので、必然的に自然が破壊されたり、動物への悪影響が多数あったのだとか。
ただ、彼らが伝えたいことは、
豊かな自然(極相林や好ましい食物連鎖)を保つためには、人々が人為的に自然に手を付けるのは好ましくない。なおかつ、山脈や森林、河川をそのまま自然に保つには、何も手を加えないことが好ましいのだとか。
自然って深いな、おい!
山岳の谷部分になっている所を車で駆け巡ります。その道行く間には、特徴的な山川があります。
[キャッスルマウンテン](ロストマウンテン・迷う)と呼ばれるまるでお城のような形をした大山があったり、
[ペイトーレイク]2300m
山岳ガイドBill Peytoの名前が付けられたエメラルドグリーン色した氷河湖で、この湖は季節ごとにその色が変わる。また、この湖はシーズン始めや終わりは積雪のため道がふさがれ車では進入できなくなる場合がある。
アイスフィールドパークウエイで間違いなく美しさNo1の湖。
[コロンビア大氷原]
雪上車とスカイウォークのアクティビティが大目玉です。
とにかく、感動すること間違いないですので、西カナダ、バンクーバーにいくついでに必ずいくべきです!
夏冬両方とも楽しめます。
Memo
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