来日編は今回で最後です。




1月中旬の週末金曜日、今日は彼女のサヨナラパーティーの日だ。

仕事をやり繰りして、開店間もない時間帯から顔を出す。

今日の彼女、いつもは26才にしてはややあどけないイメージなのだが、今日は胸元を大胆に開けた、深めのスリット入りブラックドレス😍を身にまとい、大人の色気が漂う。

本当に綺麗だ…

持ってきたブーケ💐を渡すと、はにかみながら受け取ってくれた。

門出の日ということでシャンパン🍾を開けて乾杯🥂今日は夜も長いので飛ばし過ぎないようにお互い注意しながら😁おしゃべりに興じる。ここまではいつもと変わらない、見慣れた光景だ。

他の指名客への挨拶に席を立つ間は、彼女のルームメイトのタレント仲間がお相手してくれた。
彼女も一緒に明日帰国予定、彼女の同室での様子など聞きながら楽しむ。

やがてお別れのご挨拶タイム。先に渡しておいたブーケを持ってステージに上がると、カンペを見ながら日本語で挨拶、涙ぐみながらも🥺最後までしっかりと話し通した。


お次はお別れの歌。事前にリクエストを聞かれていたので、Ariana Grande の”Almost is never enough”という曲をリクエストしておいた。恋人未満で終わってしまった男女の別れの歌、彼女がしっとりと歌い上げていたのが印象に残っていてリクエストしたのだが、今日歌わせるのはちょっと酷だったかも…途中何度も感極まって泣いていた😭


席に戻ってきても一向に涙が止まらない様子で😢なだめるのにひと苦労したが(「Please don’t cry anymore」ぐらいしか慰めの言葉が思いつかない)、とりあえず手を握り、落ち着くまでそっとしておいてやった。


ひとしきり泣いたあとはスッキリしたのか、いつもの調子に🥳 さすがフィリピーナ、切り替えが早い。 ルームメイトも交えてお酒が進んでいい感じになった頃、何を考えたのか、ウェイティングで固まっている女の子達を私に品定めさせる😟


彼女「どの子がいい?」


自分「えっ、どの子って…君以外にいるわけないじゃん?」


彼女「私もういなくなっちゃうでしょ? そうしたらあなた他のお店に遊びに行くかもしれない(ギクッ⁉︎😳)。このお店の私のよく知ってる子と遊ぶんだったら私も安心するし、許してあげる。その代わり必ず連絡してね。もし他のお店の子と遊んだら絶対許さないから! (I’m gonna punch you!👊)」


…ははは、信頼を得るために過去の行状洗いざらい白状しちゃってたから、そんな心配までしてるんだ😅 これがよく聞くフィリピーナの嫉妬ってやつか?


君以外に興味はないから大丈夫だよ、と説くも彼女の不信感?は根強く、結局はまあそういうことならと、可愛いげな子一人選ばせて頂きました😋





その2に続く…