現在、注目の的の稲田朋美防衛大臣ですが、彼女が大臣になった時から、私、色んな意味でずーっと気になってたんです。

まず、ファッション。

「このトレンド感全開のメガネは、何!?
いつ見ても違うメガネだけどいくつ持ってるの!?サングラスメガネ乙女のトキメキ
(福井が地元ということで、メガネ作りで有名な福井のPRのために伊達メガネをしているらしいですが)

「黒の網タイツで登庁!?ポーン
(これも福井産らしいですが、物凄い主張のある柄の網タイツです。気になる方は検索してみてください)

そして、メイクと髪型。

「メガネの奥に見える、まつげがめっちゃカールしてるけど、エクステ!?付けまつげ

「50代半ばにして丸い斜め前髪、ゆるふわボブラブラブ

「きちんとブラシで描かれた、品のいいリップメイク唇

こんな、女子力高めな政治家、しかも大臣、今までにいました!?

私の記憶にはありません。(←稲田防衛相の問題発言をお借りして笑。)

現在、国会で大騒動の最中も、いつもと同じく女子力に抜かりは無く、きちんと身なりを整えられておられます。

ただ、その揺るがない女子力が、マスコミや世間の見る目をさらに悪化させているのではないかと思うのは、私だけでしょうか?あせる

また、彼女は見た目だけではなく、他にも色々と気になる点がありまして。

それは、なんです。
答弁での弁護士出身とは思えない、女性政治家としては珍しい、優しく女性らしい声。

女性政治家って、滑舌良く、ハッキリ言うイメージだったんですが覆されましたびっくり

そして、それら全てが
彼女がタカ派であるという
大ギャップに繋がってくるわけで。

私の尊敬するジャーナリストの、鈴木哲夫さんがテレビでおっしゃってましたが、女性政治家はタカ派的発言をすることで、頭角を表す人が多いとのこと。
鉄の女、サッチャーさんもそうですね。

稲田防衛相の場合、タカ派でありながらもこの女子力の高さあってか、男性政治家、とりわけ安倍総理のお気に入りになったのかなとも思いました。

さて、タイトルにした
「女を武器にする」
ってどういうことなんだろうって考えたんです。

比較対象としてわかりやすいのが小池百合子都知事。彼女も政治家になった当初は美人キャスターからの転身ということもあり、その美貌が武器になったと思うのです。
ですが、現在の小池都知事には「女を武器にしている」という表現はあてはまらない気がするんです。

稲田防衛相の場合、やはり答弁の不安定さ、しどろもどろ感が噴出したせいか、「この見た目じゃなかったら、この人は大臣になれなかったんだろうな」
と思わせるんですよね。。。

つまりどういうことか、、、
女性が判断される時に
見た目と内面を分けて天秤にかけられるようになったら実はアウト!ドクロ
ってことなんだと思うんです。

わかりにくいですかね?

「この人可愛いけど、頭良くないよね」
とか。

「この人綺麗だけど、性格キツイよね」
とか。

美しい見た目に
そぐわない内面と
判断された時

「女を武器にしている」

っていうんじゃないかと思うんです。
(抽象的ですが、見た目が内面とくっ付いてなくて、見た目が浮いて見える女性です)

でも、
美しい見た目で
美しい内面の女性には
「女を武器にしている」ってあてはまらないと思うんです。

なので、
見た目が女子力の高い
男性ウケのいい女性であっても
内面が素晴らしければ「女を武器にしている」とは私は思わないんです。

女を武器にするって言葉、決していい意味ではないと思うんです。「いい意味で、女を武器にする」っていう言い方も私はあまり好きではないです。
だって、「男を武器にする」って言葉は浸透してないですから。

できれば
「女を武器にする」なんて言葉がなくなる世の中になってほしいなと思います。 

男特有の武器も、女特有の武器も、必要ない。そもそも、武器なんて必要ないですよね。

ファッションやメイクが武器ではなく
その人自身になっている人。

外見と内面の境が無くて、一体化して美しい人。
私の中では、黒柳徹子さんパンダが究極なんですよね照れ

そんな人を目指したいなと思います。